ボッケニャンドリの思ったこと

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コンパクトデジカメで1000万画素は不要かな

2012年08月17日 09時00分20秒 | パソコン、スマホ、その他電気製品

 ヨメが山の写真を貰ってきた。山仲間が山に登ってきたのだ。写真はDVDに入っているがオレサマお下がりのPCで見ることが出来るのは目出度い限りだ。今までヨメが使ってたのではCDを読むだけだったのだ。

 しかしDVDに入ってるって聞いて嫌な予感がした。どうせ石器時代の漫画にあるお金みたいな巨大な写真ファイルが入ってるんだろうと思った。案の定 4000x3000 という大きな写真だ。4000x3000=12,000,000 だから1000万画素ってやつだ。ファイルの大きさも4MBもある。

 ヨメは最初DVDに入れたまま見ようとしたが表示が遅過ぎて話にならない。そこでノートPCに全部取り込み、尚且つ 1000x750 という4分の1の大きさに縮小した。すると全体を見ることが出来るし次の写真もパッと出るようになった。これらの写真、縮小せずに見た時はモザイクがかかったみたいでボヤーッと見えちゃうんだけど、縮小すると何故か鮮明な感じに見えた。


貰った写真は縮小するとこんな風に見えるのに



そのままのサイズで見るとこんな感じで今一つ






 どんなカメラで撮ったのかなと思って exif(イグジフとかエグジフと読む)という写真ファイルに書かれている撮影情報を見た。ここには撮った時のシャッター速度などの他にカメラメーカーや機種名まで書いてある。するとカメラは胸ポケットに入りそうなコンパクトカメラだと分った。

 ところで綺麗な写真が撮れる一眼レフでは 4000x3000 どころか 40000x30000 なんて写真ファイルになるのかというとそうでもない。なんと最大の解像度はコンパクトカメラと大差ないのだ。キヤノンの EOS 1D Mark II N の仕様を見たら 3504x2336 が最大で少し古いモデルとはいえ意外にもこのコンパクトカメラより小さかった。

 写りの良し悪しはには色々な要因はあるが、その1つが撮像素子の大きさだ。ここにレンズを通過した光が当たるのだ。デジタルカメラの撮像素子(CCD、CMOS)サイズ比較のページを参考にして撮像素子の大きさを見ると、そのカメラの撮像素子の大きさは 6.4mm×4.8mm と一眼レフに比べるととても小さい。


撮像素子の大きさ例@画像はここを参考にして作成


 上の図を見なくても写真を見ればそのカメラには 4000x3000 で撮るにはちと能力不足だと分かる。しかもこんな解像度で撮るとファイルが大きくなる。すると表示するのにかかる時間は長いし、無駄に記憶媒体を占めてしまう。撮影中にカードが一杯になってしまうこともありそうだ。そして書き込み時間もそれなりに長いからバッテリーの消耗も大きい。そんなこんなでこの解像度で撮る利点は思いつかない。





 SIGMA Photo Galleryにあるのは1000万画素の写真だ。小さな写真の一覧表から見たいのを選ぶと画面に収まる程度の大きな写真が出てくる。これでも十分綺麗だと思うんだけど、更に DOWNLOAD ってのをクリックすると 4000x3000 くらいの大きな写真が見れる。DOWNLOAD と書いてあるんだけどPCに取り込む動作ではないのでちと紛らわしい。兎に角その写真を見ると細かい所が見える。特に人物写真だとそれが良く分かる。接写したわけでもないのに毛穴まで見えちゃうのには驚く。
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