ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

直したポールが壊れて戻ってきた

2024年03月03日 20時41分15秒 | DIY
 ポールのベルトを直してヨメは雪山に行ったけど壊して戻ってきた。分解してみたら肝心な部品が引きちぎられていた。それが写真-1だ。力づくで回したからと思うんだけど、ヨメ曰く、最初から壊れてた。兎に角長さ調整が出来ないのだ。


写真-1 壊れた


長さ調整する仕組みはというと、写真-2の点線のテーパー状になってる部分をねじ込むことによって丸印の部分が広がって動かないようにするというもの。


写真-2 伸縮の仕組み


ネジを樹脂で作って直そうとしたけど中々思うようには行かなかった。失敗の雨あられの説明は長くなるので省略。出来たのをポールに埋め込んだのが写真-3。細かい形作りに使うのはエポキシパテ。写真-4は広がる部分をねじ込んだところ。


写真-3 樹脂はポリプロピレン


写真-4 後は差し込むだけ


写真-5 修理終了






 樹脂製のネジの作り方はというと、細かく切ったポリプロピレンを長いナットに入れ、それをバーナーで熱っして作った。勿論ナットは金属製。ただこの方法は10Mネジでは上手く行ったのに8Mとちょっと細くなったらとたんに難しくなった。そして上手く作れたネジで直してはみたものの伸縮の使い勝手は以前よりちょっとって感じ。

 壊れたのはさっさと捨てて新しいのを買った方が良い。でも誰得な製造技術をゲット。で、色々やり直してるうちにネジを3Dプリンターで作ったらどうかと考えた。でもCAD(Computer Aided Design キャドと読む)の知識は無い。そしたら3Dスキャナーと一体ので数万円なんてのがあった。ネジを作れる精度かどうかは分からないけど随分と身近になったものだ。こういう一昔前なら高くて手が出ない物を中国が安く提供するようになった。ドローンもそうだ。

 3Dスキャナーがあると何でも簡単に複製出来そうだと思った。ところが調べていくとそれなりに落とし穴というかそんなのがあった。例えば図-1だと矢印で指したオーバーハングの部分はひと工夫しないと面が平にならないというのが分かった。解決方法として図-2のように何も無い所にピンクのサポート剤を印刷し、出来上がったらその部分を取り除くというもの。ポールの修理は今ひとつだったけど3Dプリンターのことが少し分かったというのが収穫。


図-1 矢印で指した天井部分の印刷が凸凹になる


図-2 サポート剤というのを印刷し、後で取り除くと天井が綺麗
コメント
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