パターンの空似はどのくらいあるのか

　世の中には自分と同じ顔をした人が３人いると言われている。では自分の作品だとどうか。例えば絵。凡人の発想は似たようなものだからもっと多そうだ。でも意図してパクらない限りあの人よりはずっと少ないだろう。

　これはヨメの日常をインスピレーションに任せてササッと描いたものだ。一応ヨメはヒトなんだけど鉛筆は鳥の形をなぞるように動いた。自分で言うのもなんだけど似てると言う人は多い。ちなみにこのブログページの上にある人形はこの絵を元に友達が作ってくれたものである。




　ここのところパクリデザインの話題で持ちきりだ。よくそんなの見つかるなぁと思ってたけどたまたま似たデザインを知ってる人が声を挙げたわけだけでは無かった。画像検索なんていうのがあったのだ。パターン認識ってのは難しいという先入観があったのでまさかこんなのがもう存在したなんて思いもしなかった。詳しくは書かないけど使い方は簡単だった。俺がやったのは手持ちの画像を説明図－１の入力欄にドラッグしただけ。すると説明図－２のようになりその後類似と判断された画像が表示された。


説明図－１　入力欄に画像をドラッグ

説明図－２　探したい画像がアップロードされているところ

　初検索では勿論上のヨメ画像を使った。結果は沢山出て来たけど似てる点は鉛筆で描いたところくらい。絵で似てるのは無かった。ザッと見たところ鳥も居なかったしヨメが独り占めしようとしたケーキも出て来なかった。

現の証拠（ゲンノショウコ）

庭のゲンノショウコが随分と増えた。子供の頃、腹を壊すと婆さんが何処からかこれを採ってきて煎じて飲ませてくれた。でも当時は草花には全く興味が無かったから何処から採ってくるのかもどれがゲンノショウコかも全然分からないし覚えられなかった。

２つ並んだ赤い実が目に入ったので三脚を使って撮ってみた。綺麗に撮れたと思ったけど接写すると焦点が合うのは一部だけ。 実 　同じようにして花を撮るとそれなりに焦点が合っている。 　実を少し横から撮ったら棒の部分がこんなに長かった。上から見ればそれなりの奥行きだ。これが全体に焦点が合わない理由のようだ。