今月末、槍ヶ岳に登ることになった。天気が悪そうだったら次週。ダメなら次週でそれを9月まで繰り返す。そんな話を山のクラブに入ってるヨメちゃんにしたら山ベテランであらせられるヨメちゃんは「 行く前に何処かの山に登っとかなきゃダメだ 」 などとベテラン風をビュービュー吹かす。まぁ一々相手にしてたらキリが無いのでこちらは耐風姿勢でひたすら風が止むのを待った。
長野県に住む前は北アルプスは遠いし人が多いしで殆ど行ったことがないから槍ヶ岳は初めての山だ。ルートとしては県境を越え岐阜県の新穂高温泉から一泊の予定。諸般の事情でテントではなく山小屋利用となった。料金は9500円なんだけど過去の宿泊料金、海外旅行も含めても最高額になる高級登山だ。
まだ夏シーズンだから混雑してるんだろうな。夜中の鼾騒音対策に耳栓は必須だな。酒は重量当りのアルコール含有量の多いウイスキーかブランデーを持っていくことにしてる。でも今回は荷物が軽いからビールを担いでいくことにしよう。高級登山なのにケチ臭いと思う人も居るかもしれない。しかし酒など山では買わないことにしてるのでそれを守るだけなのだ。ケ、ケチではないのだ。
16日の朝、NHKのニュースを見たらいきなりこんな画面が現れた。あれ? 天気が凄く悪かったんじゃないのかな。予想以上に天気は悪かったようだ。何が悲しくてこんな天気の日に山、それも沢周辺を歩くんだろ。しかも遭難の1つは俺が行くコース。何人かは沢に流されたそうだけどこれが水の事故としてカウントされないのが不思議だよ。
天気はどうかなぁってレベルじゃなかった
沢で流されたのは60歳前後の人達だ。そんな歳になればこんな天気の日に山に入ったらどうなるのか分りそうなもんだけどねぇ。それに60過ぎたらボチボチ年金生活なんだからわざわざ悪天候の時なんて選ばなきゃ良いのに。もしかするとまだ働いてて月曜日には出社するつもりだったのかな。遊びに出かけてて欠勤なんてのを恥だと思ってるのかもしれないな。欠勤は一時の恥、遭難は一生の…
こんな当たり前の事が名言になりそうだ
さてとボッケ登山隊はどうするか。この記事の冒頭で天気が悪そうだったらと書いた。悪かったらではない。あくまでも悪そうだったら中止なのである。川崎市に住んでた頃、登山口まで来て山に雲のかかってるのを見てそのまま帰ったことがあった。登ればそれなりに景色が見えてたかもしれない。写真を撮るなら多少雲があった方が絵になる。だけどまた次に行けば良い話。
若い人はそれで良いさと爺婆達は言うかもしれないがそれは歳には関係ない。元気なうちに登る機会が無かったらそれはそれで仕方ないのである。今俺が遭難したら何を言われるか大体分かる。幾ら鍛えようが準備しようが関係ない。「 健脚を過信したけど歳のせいでバランスを崩したのだろう 」 などと言われるだけだ。実際こんな推察が事実に近いのだと思う。てなわけで人様の迷惑にならない思慮分別のある大人の登山を目指すのである。最近の年寄りはなってないなどと言われないように。
長野県に住む前は北アルプスは遠いし人が多いしで殆ど行ったことがないから槍ヶ岳は初めての山だ。ルートとしては県境を越え岐阜県の新穂高温泉から一泊の予定。諸般の事情でテントではなく山小屋利用となった。料金は9500円なんだけど過去の宿泊料金、海外旅行も含めても最高額になる高級登山だ。
まだ夏シーズンだから混雑してるんだろうな。夜中の鼾騒音対策に耳栓は必須だな。酒は重量当りのアルコール含有量の多いウイスキーかブランデーを持っていくことにしてる。でも今回は荷物が軽いからビールを担いでいくことにしよう。高級登山なのにケチ臭いと思う人も居るかもしれない。しかし酒など山では買わないことにしてるのでそれを守るだけなのだ。ケ、ケチではないのだ。
16日の朝、NHKのニュースを見たらいきなりこんな画面が現れた。あれ? 天気が凄く悪かったんじゃないのかな。予想以上に天気は悪かったようだ。何が悲しくてこんな天気の日に山、それも沢周辺を歩くんだろ。しかも遭難の1つは俺が行くコース。何人かは沢に流されたそうだけどこれが水の事故としてカウントされないのが不思議だよ。
沢で流されたのは60歳前後の人達だ。そんな歳になればこんな天気の日に山に入ったらどうなるのか分りそうなもんだけどねぇ。それに60過ぎたらボチボチ年金生活なんだからわざわざ悪天候の時なんて選ばなきゃ良いのに。もしかするとまだ働いてて月曜日には出社するつもりだったのかな。遊びに出かけてて欠勤なんてのを恥だと思ってるのかもしれないな。欠勤は一時の恥、遭難は一生の…
さてとボッケ登山隊はどうするか。この記事の冒頭で天気が悪そうだったらと書いた。悪かったらではない。あくまでも悪そうだったら中止なのである。川崎市に住んでた頃、登山口まで来て山に雲のかかってるのを見てそのまま帰ったことがあった。登ればそれなりに景色が見えてたかもしれない。写真を撮るなら多少雲があった方が絵になる。だけどまた次に行けば良い話。
若い人はそれで良いさと爺婆達は言うかもしれないがそれは歳には関係ない。元気なうちに登る機会が無かったらそれはそれで仕方ないのである。今俺が遭難したら何を言われるか大体分かる。幾ら鍛えようが準備しようが関係ない。「 健脚を過信したけど歳のせいでバランスを崩したのだろう 」 などと言われるだけだ。実際こんな推察が事実に近いのだと思う。てなわけで人様の迷惑にならない思慮分別のある大人の登山を目指すのである。最近の年寄りはなってないなどと言われないように。
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