森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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あこがれのトラニウス
トラニウス(虎斑細羽髪切)はどことなく魅力的な髪切です。大きいものでは20mmを超え、ハチにも似た姿をしています。アカメガシワやハルニレなどをホストとするといわれています。
3年前の7月、宝満山で私は偶然、2頭をとらえることができました。この山は900mにも満たないのすが、自然林も残っており、福岡市に近接する地域なのに案外、髪切も多いようです。
1頭は、山頂に吹き上げられ飛来したものをネットに納めました。いまでも、そのときの羽音が聞こえるようです、大型の「ハチ」がこっちにむかってくるのをすくったら、なんとトラニウス(トラフホソバネカミキリ)だったのです。大きな♀でした。その日は運がよかったのか、ずっと標高の低いところで、広葉樹のスウィーピングでもう1頭とらえることができたのです。喜びはほかにたとえようがありませんでした。まさかこの宝満山でとれるとは思っていませんでしたが、もちろんそれ以降、この山でみることはできていません。
以下、おおつかさんのホームページ『四国のカミキリムシ』です。であった時の、心臓も張り裂けんばかりの喜びが伝わってきます。
http://homepage2.nifty.com/otsuka/photo4/torahuhosobane.htm
3年前の7月、宝満山で私は偶然、2頭をとらえることができました。この山は900mにも満たないのすが、自然林も残っており、福岡市に近接する地域なのに案外、髪切も多いようです。
1頭は、山頂に吹き上げられ飛来したものをネットに納めました。いまでも、そのときの羽音が聞こえるようです、大型の「ハチ」がこっちにむかってくるのをすくったら、なんとトラニウス(トラフホソバネカミキリ)だったのです。大きな♀でした。その日は運がよかったのか、ずっと標高の低いところで、広葉樹のスウィーピングでもう1頭とらえることができたのです。喜びはほかにたとえようがありませんでした。まさかこの宝満山でとれるとは思っていませんでしたが、もちろんそれ以降、この山でみることはできていません。
以下、おおつかさんのホームページ『四国のカミキリムシ』です。であった時の、心臓も張り裂けんばかりの喜びが伝わってきます。
http://homepage2.nifty.com/otsuka/photo4/torahuhosobane.htm
石を投げるサイード
西洋からみて、オリエントは異質で遠いところにある、西洋とは対立するものとしてとらえられてきました。このような西洋の、東洋にたいする思考様式を、エドワード・サイードはオリエンタリズムという言葉で表現しました。サイードは「石を投げる知識人」ともよばれています。
サイードがこのように指摘する思考様式は、別の言葉でいえば、西洋がみずからを西洋として規定するために、東洋をその対立的概念として歴史的にも成立させてきたことにほかなりません。サイードはその主著『オリエンタリズム』でこうのべています。
「オリエンタリズムとは、オリエントを支配し再構成し威圧するための様式なのである」。
つまり、サイードにとって世界認識とは、他の場所や時代や立場からの視点につねに開かれていなければないないということでしょう。
『ペンと剣』はインタビュー集であり、このうちのいくつかはラジオを通じて全米に放送されたものです。分かりやすく、エドワード・サイードの思想を知るための格好の書といえると思います。
サイードがこのように指摘する思考様式は、別の言葉でいえば、西洋がみずからを西洋として規定するために、東洋をその対立的概念として歴史的にも成立させてきたことにほかなりません。サイードはその主著『オリエンタリズム』でこうのべています。
「オリエンタリズムとは、オリエントを支配し再構成し威圧するための様式なのである」。
つまり、サイードにとって世界認識とは、他の場所や時代や立場からの視点につねに開かれていなければないないということでしょう。
『ペンと剣』はインタビュー集であり、このうちのいくつかはラジオを通じて全米に放送されたものです。分かりやすく、エドワード・サイードの思想を知るための格好の書といえると思います。
そだ(粗朶)のなかの髪切
花や土場の材だけでなく、伐採地などにある粗朶(そだ)も髪切の集まるところです。粗朶とは、切り払った小枝をまとめて置いたものをいいます。連休中にいったくじゅうの伐採地でも、あちこちの粗朶でカミキリがみられました。
ヨツボシチビヒラタカミキりは、九州では大分県、鹿児島県でのみみられる髪切です。アリのように小さく、注意してみないと髪切にはみえないのです。『日本産カミキリ大図鑑』の解説文ではつぎのように記されています。
「山梨県日野春において、クヌギ伐採木上をアリが這っている動作に異な感を覚えたので近づいたところ、アリではなく本種であったことに驚いた経験がある」
まさにこのとおり、私はくじゅうの伐採地で、粗朶のあちこちでヨツボシチビヒラタカミキりがアリのようにたくさん這いまわっているのをみたのでした。
昆虫写真家・海野和男さんのきれいな写真をみつけました。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200404/1082289779.html
ヨツボシチビヒラタカミキりは、九州では大分県、鹿児島県でのみみられる髪切です。アリのように小さく、注意してみないと髪切にはみえないのです。『日本産カミキリ大図鑑』の解説文ではつぎのように記されています。
「山梨県日野春において、クヌギ伐採木上をアリが這っている動作に異な感を覚えたので近づいたところ、アリではなく本種であったことに驚いた経験がある」
まさにこのとおり、私はくじゅうの伐採地で、粗朶のあちこちでヨツボシチビヒラタカミキりがアリのようにたくさん這いまわっているのをみたのでした。
昆虫写真家・海野和男さんのきれいな写真をみつけました。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200404/1082289779.html
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