O del mio amato ben 歌い納め

今年の二期会愛好家クラスに出席できるのは、今年は今日が最後。
来週は勉強会なのですが、会社の部の忘年会（しかも泊まりで・・・！）が入り、日頃会社の人との飲みに積極的でない私は、さすがにそういう全体での大きな会には参加を心がけているので、お休みなのです。勉強会の後は飲み会もあるのになぁ。夜１部、２部合同、そして昼クラスの人も若干参加、日頃すれ違いの多い仲間達の歌を聴き語れる場なのに、とても残念。

さて、そんなことで、少しでもたくさんの人の歌を聞こうと、今日はさっさと退社して二期会へ向かったので1部の人のレッスンも少し聴講できました。
みんなは勉強会で歌う曲の時間測定を兼ねて通していましたが、参加しない私は一足先に発表会に予定している「Casta Diva」を試しで歌うか、O del mio amato benにするか悩んだあげく、O del mio amato benの歌い納めの日にすること決定！

２週間前にこの曲を歌ったときも、今日と同じ主任のM先生だったので、少しは進歩した歌を聞かせられるかと少し緊張しましたが、なんとか後半までには響きを乗せることができました。
最近は安定したポジションの位置や響きが乗っているときの「体の感じ」が掴めるようになったのですが、2週間前よりは安定感はあったようです。

歌いだしの「O 」のEsのポジションがうまく取れないのは相変わらずで、感情表現も今ひとつ。M先生からは１オクターブ上のEsから音階を下に降りて、その際ポジションが動かないように意識しながら歌ってその感覚を覚えるように、というアドバイス。

もう１点、体の深いところから発声する練習として、O母音で全部歌ってみました。
なるほど、よい低音部も響きを感じます。
広がりやすいE母音の言葉も、やや口を縦にすることで響きが深まります。

１曲だけにしたので丁寧に指導していただくことができ、まだ改善点は多いものの、今までの中では今日が一番よいできで、ちょっと満足できる仕上がりになったので、長くつきあったこの曲も、一旦これで終了。次回からは安心してアリアに取り組みます。

お正月休みの間に曲を決めて練習しておかなければ・・・
うーん、何にしようかなぁ。
M先生と帰り道に「Casta Diva」をエクササイズとして歌っていることを話してみたのですが、発表会ではやめることを勧められたような感じ・・・
そういや「試験でCasta Divaを歌う人はまずいない」、と以前言われたことを思い出しました。それだけ難しいってことですね。

となるとルチアしかないか。。。。でも、これもしばらく歌ってないから、師匠のレッスン受けないとちょっと自信ない。別にしろーとなんだし、歌いたい曲歌えばいいんだけど。特別思い入れのある歌があるわけでないので、音楽の中に秘められた作曲者の感動を伝えられる歌い手に少しでも近づきたい。そのためには、時間かけても丁寧に積み重ねて行きたいし、それが上手くなる近道だし！
なーんて、半分は歌えない人の負け惜しみですけどね
一応、明日の個人レッスンでCasta Diva歌った結果で決めます。

そんなことで、楽譜をあれこれ漁っている今日の私でした。