ヴォカリーズの難易度の高さに四苦八苦の4ヶ月でしたが、色々勉強になりました。
きっかけは来週本番のオケのメイン曲、ラフマニノフ交響曲2番の初合奏でその美しさに魅了されたことだったのですが、真央ちゃんのフリーでもコンチェルトが使われたり、時の人ならぬ「時の音楽」として過した4ヶ月は本当に濃密でした。
言葉がないゆえ、たくさんの楽器たちによっても歌われる機会の多い曲ですが、やっぱりこれは「歌(声)の曲」と自分で歌ってみて思いました。楽譜の解説にもあったけれど、言葉にならないから母音。器楽の音楽だけで現すつもりなら、わざわざ歌曲集に収めないはずですから。
先日作ったStoryに聞こえたかは未確認ですが、とりあえずCisは決まりました。ここ落としたら私のいいところ出せないですから。
ピアノは異なるメロディで進行していくのですが、それとの絡みが面白くもあり、それによって引き上げてくれたというのもあります。
本当に素敵なピアノでアンサンブルできたことは幸せな時間でありました。感謝感謝♪
講評は・・・
演奏会の当日は、良かったことしか言われないから^^
ただ、愛好家クラスの誉め方は正直異常過ぎて・・・私はちょっと引いてしまいます。講師は「お客」を意識してでしょうけど、受講生もお互いに讃え合うみたいな。歌が生き甲斐の年配の方については別ですが。
本番直後は、よかったとしか言いようがないですが、それでいいと思っちゃうくらいオーバーに誉められるのは、日声協ではないシーンで、何年経ってもこの空気には慣れません。
ま、人は人。気持ちよくなっている人のジャマをする気もないので、私は自分の道を進むのみ。
さて。
これで声楽の今年度のプログラムは全て終了。
今年は色々チャレンジしました。
フランス歌曲にフランスオペラアリア、ロシア歌曲、オペレッタ・・・
来年はまた少しイタリア語に戻って高音磨き。
持ち味は大事にしていきたい。まずは、師匠のレッスンで取り組み中のルチアの狂乱を演奏会で歌えるところまで持っていくこと。
とはいえ、いつ歌えなくなるかわからないのだから、そのうちと思っていたコロラトゥーラの曲もそろそろ始めてみようかな。
ティターニヤとか夜の女王とか・・・
次は何を歌おうかな、とあれこれ楽譜を見るのが楽しい 1ヶ月になりそうです。
まずは正確な音取りから・・・^^
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