今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

休みの日には音楽家

2011-11-05 | いろんな舞台鑑賞ノォト

この「休みの日には音楽家」というタイトルいいですね。

歌い手としての自分をどう表現したらいいのかいつも迷います。仕事もしているので兼業歌手・・・休日だけの活動だからWeekend歌手・・・、私の歌仲間はパートタイムシンガーとか言ってましたが、まあ、歌手って名乗れば歌手と言えると思うのですが、アマチュア歌手っていうのもね・・・。クラシックの場合、歌手って名乗るはプロ(歌でごはん食べている・食べようとしている方)だよなぁとか。

そして、最近は愛好者の演奏会(発表会)も素晴らしいホールでやりますね。来月友人が参加する発表会はなんと東京オペラシテイのリサイタルホールです。王子ホールや浜離宮朝日ホール、津田ホール、プロでも敷居の高いホールの舞台に一般愛好者が足を踏み入れることができるなんて、豊かな時代なんだなぁと思います。もちろん、それなりの対価は持ち出すことになるのでしょうけど。
でも、そんな格式あるホールで歌うとなるとモチベーションもアップするし、がんばって練習もするでしょうね!

それはさておき、Lakmeの重唱でMallikaを歌ってくださったNさんが参加されている音楽会でした。そう演奏会というより音楽会って言葉がピッタリ。ソロありアンサンブルあり。楽器とのアンサンブルも、アコーディオンやウクレレもあれば私が初めて見る古楽器も。仕事をしながら、継続的に勉強されていたり、この会のためにグループ作ってアンサンブルチームを作って活動している方々もいらっしゃるようです。
ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器は初めて見ました。それから「アンデス」っていう鍵盤ハーモニカも登場していました。


会場は、東京駅八重洲口の東京建物ホール。「休みの日には音楽家」だから通称は「やすおん」。
Nさんはトップバッターで、二期会愛好家クラスの発表会でも歌ったチェネレントラのアリアを。あのときは時間の関係でカットでの演奏だったので今日はノーカットで通しました。今日も柔らかなメゾの響きで会場の皆さんもウットリ・・・。

そして、もうひとつ、ウクレレとのアンサンブルにも参加していて、そちらの演奏も今日は聞くことができました。ウクレレの伴奏で、Nさんが歌です。カッチーニの「Ave Maria」と武満徹の「小さな空」。
私は先日、コントラバスでカッチーニのAve Mariaを演奏しましたが、今日はウクレレ。Ave Mariaはいろんな楽器に愛されてますね。
Nさんの柔らかい声は、他の楽器ともよく合い、互いを引き立てる感じ。
Lakmeのときも私はずいぶんと助けられました。
ウクレレのコンクールというのがあって2人で応募して予選を通過したんだとか。決勝もがんばってください!

演奏曲の解説や意気込みなどのトークもまじえ、参加者の方のそれぞれの楽器や曲に思いのある音楽会。まさに音を楽しむ会でした。

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