久しぶりにIGUちゃんのことを書いたら、続けて書きたくなった。
ここにIGUちゃんとのことを書いていた頃は、細かいことはほとんどすっとばしていたからね!
私がIGUちゃんのことを好きになった頃、IGUちゃんには好きな女の子がいた。
「金城のマシロちゃん」
(名古屋の人ならわかるよね?「金城」のイメージ!!)
マシロちゃんは、IGUちゃんの小学校の時の同級生で、
IGUちゃんが東京から帰ってきたら、金城中学生になっていたという「純金さん」である。
毎朝のようにバスで会うのだと言っていた。
すごくかわいいのだと言っていた。
全く知らない仲でもないので、挨拶とか、たまには話したりもしていたんじゃないかな?
でも、金城の女の子が庶民のIGUちゃんを相手にするはずがない。
IGUちゃんも本気なわけじゃない。
私も、仲良しだったヨーコちゃんも、そんな風に思っていたと思う。
高校3年の時、私と半年付き合って、「他に好きな子ができた」と言って去っていったIGUちゃんの、
その「好きな女の子」というのも、金城の子だった(H代ちゃん)。
例の「雨が降ったからデートをすっぽかした」という人。
私は、そのH代ちゃんとずっと付き合っているのだと思っていたのだけれど、
そのデートすっぽかし事件からほどなくして、ひょんなことからマシロちゃんと付き合うことになったと、
しばらく後でIGUちゃんが教えてくれた。
実は、私にはIGUちゃんの小・中の同級生に、一人友達がいて(世間は狭い!)、
それほど頻繁に連絡を取り合う仲でもなかったのだけれど、
当時少しだけ手紙を交換していたことがあった。
まあ、IGUちゃんの情報を知りたかったからなのだけれど。
彼女に、「IGUちゃんはH代ちゃんと付き合ってる」と言うと、
「私が聞いた話では、別の子と付き合ってるらしいけど」という返事。
その時は、「?」だったけれど、後から納得。
マシロちゃんとどれくらい付き合っていたのか、どうやって別れたのか?
IGUちゃんが私のところに戻ってきてくれたのは、別れてから半年くらいたってからだったから、
そんなに長いこと付き合っていたわけではないはずだ。
ただマシロちゃんにフラれて、ものすごく悲しくてものすごく泣いたのだと言っていた。
私は、IGUちゃんにフラれた時、ものすごく悲しかったけれど涙は出なかった。
「悲しすぎると涙も出ない」という言葉を実感した。
だから、「私は涙出なかったなー」と言うと、
「じゃあ、大したことなかったんだわ」と言われた。
何にもわかってない。
そうか。ずーっと何にもわかってなかったのかもしれないな。
私のこと。
IGUちゃんは。