IGUちゃんの彼女

2017-06-01 10:53:41 | IGUちゃんとのこと
久しぶりにIGUちゃんのことを書いたら、続けて書きたくなった。
ここにIGUちゃんとのことを書いていた頃は、細かいことはほとんどすっとばしていたからね!

私がIGUちゃんのことを好きになった頃、IGUちゃんには好きな女の子がいた。
「金城のマシロちゃん」
(名古屋の人ならわかるよね?「金城」のイメージ!!)

マシロちゃんは、IGUちゃんの小学校の時の同級生で、
IGUちゃんが東京から帰ってきたら、金城中学生になっていたという「純金さん」である。
毎朝のようにバスで会うのだと言っていた。
すごくかわいいのだと言っていた。
全く知らない仲でもないので、挨拶とか、たまには話したりもしていたんじゃないかな?
でも、金城の女の子が庶民のIGUちゃんを相手にするはずがない。
IGUちゃんも本気なわけじゃない。
私も、仲良しだったヨーコちゃんも、そんな風に思っていたと思う。

高校3年の時、私と半年付き合って、「他に好きな子ができた」と言って去っていったIGUちゃんの、
その「好きな女の子」というのも、金城の子だった(H代ちゃん)。
例の「雨が降ったからデートをすっぽかした」という人。
私は、そのH代ちゃんとずっと付き合っているのだと思っていたのだけれど、
そのデートすっぽかし事件からほどなくして、ひょんなことからマシロちゃんと付き合うことになったと、
しばらく後でIGUちゃんが教えてくれた。

実は、私にはIGUちゃんの小・中の同級生に、一人友達がいて(世間は狭い!)、
それほど頻繁に連絡を取り合う仲でもなかったのだけれど、
当時少しだけ手紙を交換していたことがあった。
まあ、IGUちゃんの情報を知りたかったからなのだけれど。
彼女に、「IGUちゃんはH代ちゃんと付き合ってる」と言うと、
「私が聞いた話では、別の子と付き合ってるらしいけど」という返事。
その時は、「?」だったけれど、後から納得。

マシロちゃんとどれくらい付き合っていたのか、どうやって別れたのか?
IGUちゃんが私のところに戻ってきてくれたのは、別れてから半年くらいたってからだったから、
そんなに長いこと付き合っていたわけではないはずだ。
ただマシロちゃんにフラれて、ものすごく悲しくてものすごく泣いたのだと言っていた。
私は、IGUちゃんにフラれた時、ものすごく悲しかったけれど涙は出なかった。
「悲しすぎると涙も出ない」という言葉を実感した。
だから、「私は涙出なかったなー」と言うと、
「じゃあ、大したことなかったんだわ」と言われた。
何にもわかってない。
そうか。ずーっと何にもわかってなかったのかもしれないな。
私のこと。
IGUちゃんは。

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