みじめ

2017-06-20 18:07:14 | えりかさんとのこと
えりかさんがブログに書いていた。
自分の中で、一番ネックになる感情は「みじめな気持ち」だと。

ああ、そうだ。
みじめな気持ちだ。
私が時々書く「気弱になる時」というのは、みじめな気持ちに落ちそうになる時だ。
私はそんな時、がんばって気持ちを持ち上げることができているが、
えりかさんの場合は、そうではないのだろう。

なんとなく通じる。
プライドの高さと、みじめな気持ちに陥ることの関連性。

私が今こうして、いろんなことから立ち上がって元気にしていられるのは、
私が生まれ持ったものに拠る部分が大きいのか?
それとも、それらのものも、私が幼い頃から自分の力で身につけてきたものなのか?

何と言うか…。
今回のえりかさんのブログの内容からは…。
何と言うか…。
えりかさんがどうして私と同じ方法では闇から抜け出せないのかがわかるような気がして。
そのことでえりかさんが苦しんでいる気持ちがわかるような気がして。
でもそれは、共感ということではなくて。

えりかさんと私は、同じようなことに躓いて、でも、全く違うやり方でそれを乗り越えようとして、
それはまるで、お互いの魂が、
「私はこっちのやり方を試してみるから、あなたはあっちを試してみて」と、
励まし合って競争しているようだと、いつか書いた。

今もそれはおんなじ。

結局同じようなところに辿り着いているんじゃないかと思う時もある。
時には、先を行かれちゃったかなと思う時もある。
でも、それでもやっぱり、闇から抜け出して生き易くなったのは私。
えりかさんはどうしても闇から抜け出せないでいるみたい。

私にはどうしてあげることもできない。
今なら何でも聞いてあげるよという気持ちで、またランチしよう的な言葉をかけてみたけれど、
えりかさんは、私といると余計に辛いのだ。
私が元気になったことがわかればわかるほど、意識的な部分ではそれを喜んでくれても、
無意識な部分でどんどん自分をみじめにしていく。
どうしてそうなるのかと考えれば、過去に辿り着く。
今から取り戻そうとしても、どうしても取り戻せない過去の部分。

正直言って、私にもえりかさんに否定されたことは記憶から、いや無意識から消せない。
心のどこかで、あなたに否定されたやり方で、私はこんなに楽しく暮らしているじゃないの!?と
見せつけたくなる時がある。
私みたいにやってみればいいじゃない?と思う時がある。
それはきっと見透かされている。
でも、そんな思いと、本当にえりかさんの力になりたいという思いは全く別なのである。
どちらも確かに存在するのである。