昼顔

2017-06-09 21:08:02 | あれこれ
そういうドラマが存在することは知っていた。
でも多分、ドラマをやっていた時期には知らなかったと思う。
ちょっと前から、「不倫」の代名詞のようになっていたのは知っていたと言うべきか?
まあ、元々私は不倫のドラマなどには全く興味がなかったわけで…。
基本、どろどろしたのは嫌いなのである。
「不倫=どろどろ」。

でも、映画のCMの上戸彩ちゃんの表情がものすごくかわいいなと思って興味がわいた。
それに、今の私には「不倫」というテーマは無視できないのかもしれない。

ドラマ通のMちゃんから、たまたま「昼顔」の話題が出た。
「どーゆー話?」
簡単にあらすじを教えてもらった。
夕方再放送しているという。
これは見なくては!と思って見てみた。

うーん…。
やっぱり面白くない。
あまり斎藤巧くんのキャラに魅力を感じない。
(初めて見た回がたまたまそうだったのか?)

夫の不倫に妻はみんなあんな風になるのか?
(まあ、あくまでもドラマだけど)
そういうものなのか?
確かに、私のように、夫が不倫してもかまわないと思っている人もあまりいないだろうけど。
どうなんだろう?
あの奥さんは、旦那さんのことが、恋愛時代のように大好きなんだろうか?

普通の奥さまというものは、もう旦那さまのことを好きでなくなっていても、
旦那さまの不倫は許せないものらしい。
そういうものなのか?
いつもいつも、ご主人の悪口ばかり言ってる人でも、旦那さまの不倫は許せないものなのか?

念のために言っておくと、
私は今、夫のことが好きでないから、浮気してもいいと思っているわけではない。
結婚する前から、「別に浮気なんかしてもいいよ」と言っていた。

あれれ?浮気と不倫は別物か?
浮気はちょっとした出来心で、不倫は本気の恋なのか?

「結婚するってことは、もう他の人を好きにならないっていう約束」
私の一番嫌いな考え方だ。
そんな約束ができるなら、誰も苦労しない。
好きになるということは、自分でコントロールできるものではないのに。

嫉妬。
独占欲。
私にはあまり縁のなかったもの。
私だって、嫉妬したことはあるし、独占欲もなくはない。
でも、それほど強い感情ではないんだろうなと思う。

嫉妬と言えば、六条御息所。

ドラマに入り込めなかったのは…。やっぱり…。
私のMくんへの想いとは違うからだと思う。
私のMくんへの想いは、本気の恋だけれど…。
たとえ不倫に発展したとしても、よくあるように、
「奥さんと別れて私と結婚して!」という展開には絶対にならない。
それは確信。

思いつくことを、脈絡もなく書いてきたけれど、自分でふと思った。
私は、世の女性から見ると、
私のような考え方の人間は、「女の敵!」になるのかもしれないなあ?
でも、私は「女の敵」と思われるような容貌でもないのだけれど。

結局、ドラマの再放送はその一回しか見なかった。
でも、ちょっとだけ思う。
これが不倫というものの現実だよと、私は告げられたのかもしれないと。