えりかさんは、自分のことを「アダルトチルドレン(AC)」だと言う。
アダルトチルドレンなんて、言葉しか知らなかった私は、
えりかさんのことを理解したいがために、ACのことを調べた。
なるほどと思った。
私がこんな性格なのは、親から愛されたという実感が薄いせいなのかと思った。
前にも言ったが、私は決して母から愛されていなかったとは思っていない。
ただ、私が愛してほしいやり方では愛してもらえなかったと思っていた。
そんな私の思いが、私の性格に影響しているのかと思ったのが素直な感想である。
例えば、自分に自信が持てない。自己主張ができない。対人関係が苦手。
無気力。他人は自分と違うと思う。他人から言われたことが気になってクヨクヨする。…等々。
いつもそうだというわけではないけれど、思い当たるふしがある。
少なくとも、ACの傾向はあるんだろうなと思った。
夫の言動に腹を立てる。
ものすごく腹が立って哀しいのだけれど、
「私にそれを責める資格があるだろうか?私はあれもこれも人並みにできないのに」
と思ってしまって、文句も言えなかった。
一人でこそこそ泣いていた。
だから、夫婦喧嘩はほとんどなかった。
夫を見ていて、なんだか堂々と生きているなあと感じることがある。
それは、あのお義母さんに育てられたからなんだろうなと納得。
いろいろな過程があってからだと思うけれど、結局、私はACではないと確信した。
それは、世の中に完璧な親などいないと思えば、
私程度のAC傾向のある人なんていくらでもいると思えたから。
そして、自分の生き辛さを、親のせいにしたくはないと思えたから。
確かに、幼いころに虐待を受けたりして、深刻なACの症状のある人は、大勢みえると思う。
他人から見て、そこまで深刻だとは思えなくても、
自分のことをACだという人は、本当に苦しんでいる。
本当に苦しんでいるということは事実だと思う。
だけど、不思議なのだけれど、
ACに限らず、うつ病など、「誰がかかってもおかしくない」ということを言うけれど、
なんだか、私は絶対に「かからない」と思ってしまったのである。
確かにヤバかったんだ。一歩とは言わないまでも、かなり近くまで行っていたと思うのだけれど。
世の中には、同じ状況にあったとしても、
そういう病気に、かかる人と、絶対にかからない人がいる、と思ってしまった。
強いとか弱いとか、そういうことじゃなくて、
どちらかと言えば、運がいいとか悪いとか、そっちに近い気がする。
アダルトチルドレンなんて、言葉しか知らなかった私は、
えりかさんのことを理解したいがために、ACのことを調べた。
なるほどと思った。
私がこんな性格なのは、親から愛されたという実感が薄いせいなのかと思った。
前にも言ったが、私は決して母から愛されていなかったとは思っていない。
ただ、私が愛してほしいやり方では愛してもらえなかったと思っていた。
そんな私の思いが、私の性格に影響しているのかと思ったのが素直な感想である。
例えば、自分に自信が持てない。自己主張ができない。対人関係が苦手。
無気力。他人は自分と違うと思う。他人から言われたことが気になってクヨクヨする。…等々。
いつもそうだというわけではないけれど、思い当たるふしがある。
少なくとも、ACの傾向はあるんだろうなと思った。
夫の言動に腹を立てる。
ものすごく腹が立って哀しいのだけれど、
「私にそれを責める資格があるだろうか?私はあれもこれも人並みにできないのに」
と思ってしまって、文句も言えなかった。
一人でこそこそ泣いていた。
だから、夫婦喧嘩はほとんどなかった。
夫を見ていて、なんだか堂々と生きているなあと感じることがある。
それは、あのお義母さんに育てられたからなんだろうなと納得。
いろいろな過程があってからだと思うけれど、結局、私はACではないと確信した。
それは、世の中に完璧な親などいないと思えば、
私程度のAC傾向のある人なんていくらでもいると思えたから。
そして、自分の生き辛さを、親のせいにしたくはないと思えたから。
確かに、幼いころに虐待を受けたりして、深刻なACの症状のある人は、大勢みえると思う。
他人から見て、そこまで深刻だとは思えなくても、
自分のことをACだという人は、本当に苦しんでいる。
本当に苦しんでいるということは事実だと思う。
だけど、不思議なのだけれど、
ACに限らず、うつ病など、「誰がかかってもおかしくない」ということを言うけれど、
なんだか、私は絶対に「かからない」と思ってしまったのである。
確かにヤバかったんだ。一歩とは言わないまでも、かなり近くまで行っていたと思うのだけれど。
世の中には、同じ状況にあったとしても、
そういう病気に、かかる人と、絶対にかからない人がいる、と思ってしまった。
強いとか弱いとか、そういうことじゃなくて、
どちらかと言えば、運がいいとか悪いとか、そっちに近い気がする。