20周年の同期会が終わってしばらくしたら、ヨーコちゃんから手紙がきた。
IGUちゃんから聞いた話など教えてくれた。
今、名古屋に隣接する市に親と一緒に住んでいるということ。
まだ結婚していないということ。
私がIGUちゃんのことを「今も好きだ」と言ったのを聞いて羨ましいと思ったということ。
そして、IGUちゃんの携帯番号が書いてあった。
「電話してごらん」って。
全部フェイントだと思った。
絶対来るはずがないと思っていたのに、同期会に来たこと。
こんなに近くに住んでいたということ。
そして、まだ独身だということ。
ずいぶん迷ったけれど、しばらくしてから電話してみた。
不動産屋さんだと言っていたので、休みだと思われる水曜日のお昼ごろ。
懐かしいIGUちゃんの声に、どうしても「みなみです」って名乗れなくて。
あんなに電話し合っていた私の声覚えててくれるんじゃないかと思って、
「わたし」
「以前親しくしていただいていたんですが…」
いたずら電話だと思われても仕方がない。
「失礼ですが、どちら様でしょうか?」
「本当にわからんの!?」
「あー。わかったわかった!」
しばらくしょーもないこと話した後、電池切れだと思うけど、電話は突然切れた。
あちらからかけ直してはくれなかった。
その後、一度年賀状を出して、
哀しいときに、2回ほどSMSを送ってみたけれど、
それらに返事はなかった。
そして、5年後の同期会をさぼった後だったか、
たまたまヨーコちゃんがIGUちゃんの消息を知っている人に会う機会があったからだったか、
ヨーコちゃんはまた手紙をくれた。
「IGUちゃん、結婚して子供も産まれたんだって」
なんだか、そのとき、少しほっとしたような気がする。
IGUちゃんから聞いた話など教えてくれた。
今、名古屋に隣接する市に親と一緒に住んでいるということ。
まだ結婚していないということ。
私がIGUちゃんのことを「今も好きだ」と言ったのを聞いて羨ましいと思ったということ。
そして、IGUちゃんの携帯番号が書いてあった。
「電話してごらん」って。
全部フェイントだと思った。
絶対来るはずがないと思っていたのに、同期会に来たこと。
こんなに近くに住んでいたということ。
そして、まだ独身だということ。
ずいぶん迷ったけれど、しばらくしてから電話してみた。
不動産屋さんだと言っていたので、休みだと思われる水曜日のお昼ごろ。
懐かしいIGUちゃんの声に、どうしても「みなみです」って名乗れなくて。
あんなに電話し合っていた私の声覚えててくれるんじゃないかと思って、
「わたし」
「以前親しくしていただいていたんですが…」
いたずら電話だと思われても仕方がない。
「失礼ですが、どちら様でしょうか?」
「本当にわからんの!?」
「あー。わかったわかった!」
しばらくしょーもないこと話した後、電池切れだと思うけど、電話は突然切れた。
あちらからかけ直してはくれなかった。
その後、一度年賀状を出して、
哀しいときに、2回ほどSMSを送ってみたけれど、
それらに返事はなかった。
そして、5年後の同期会をさぼった後だったか、
たまたまヨーコちゃんがIGUちゃんの消息を知っている人に会う機会があったからだったか、
ヨーコちゃんはまた手紙をくれた。
「IGUちゃん、結婚して子供も産まれたんだって」
なんだか、そのとき、少しほっとしたような気がする。
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