なんだかもう笑いが止まらない。
何がおかしいって、私の意地の悪さが…。
例の郵便局の営業のお兄さん。
何だかよくわからないんだけれど、とにかく私は事前にもらった電話がものすごく気に入らなかった。
何でだろ?
何か…、とっても押しつけがましいような…、
もちろん、本人はそんなつもりないんだろうし、
会話した言葉だけとったら、何も悪いこと言ってないと思うんだけど、
なーんか、そんな風に思ってしまった。
それで、約束の時間にちょっと遅れてきた。
まあ、それは文句言うほどのものでもないし、いいんだけど。
私は、「契約内容の確認サービス」ってやつだと思ってたから、
そういうのは、他の保険屋さんでもいつも玄関先でちゃちゃっと済ませちゃうのでそのつもりでいた。
でも、実際は「指定代理人が未登録なので、登録をお薦めします」ということだったらしい。
私が玄関から外に出て、ドアを閉めようとすると、
「外でしかだめですか?」
「ええ、猫がいるので」
「お金の話とかあるので、できれば中の方がいいと思うんですが」
「外でいいです」
もう絶対に中になんか入れてやらない!という態度。
新人さんなのかなあ?
押しが強そうなこと言うわりには、説明がしどろもどろだったり、要領を得なかったりする。
「外でっていうのは、初めての経験で…」と言ったかと思うと、
後から、「そういう方もいらっしゃいますよ」と言ったりする。
最初に差し出された粗品のポケットティッシュと使い捨てカイロを、
「使わないからいらない」と断る。
それにもうろたえてたみたい。
世の中の人、そんなにもらえる物は何でももらうんだろうか?
「毎年ある契約内容の確認だと思ってましたー」
「郵便局さんてみえたことないような気がするんですけどー」
「他の保険屋さんは毎年みえますよー」
「農協さんもお付き合いのあったころはみえてましたよー」
イヤミの連発!!
「書類書いてもらわなきゃいけないんですけど、どうしましょう?」
「私が中で書いてきちゃだめですかー?」
でも、ちゃんとした下敷きのボードが出てきたので、
「ここで書きますー」
荷物を出したり入れたり、立ったままじゃやりにくそうにしている。
私も段々、自分の意地悪に呆れてきて、かわいそうになってくる。
ちょっとだけ愛想よくしてあげた。
でも、ついでにご契約の保険について説明しておきますね、と始めた話が、
わかりきっていることばかりで、つい、
「これってそんなに大事な話?」
思ったより時間も長くなっていて、もう切り上げたくなっていたのだ。
あちらも感じていたんだろうな?
「何か、ご不都合がありましたか?」
「何についてですか?」
「これまでのことについて」
何のことを言っているのかよくわからなかったけれど、
これ以上いじめるのはやめておこうと思って、
「何もないですよー」
笑って見送ってあげる。
家の中にもどって、ふと鏡に映った自分の顔が見える。
プールに行っていたので、化粧はしていないわ、帽子をかぶっていた前髪に変な癖がついているわで、
あまりに悲惨な顔をしていた。
この悲惨な顔であんな意地悪言ってたのかと思ったら、
何だかすごく笑えてきた。
ごめんね。お仕事するのって大変だね!
何がおかしいって、私の意地の悪さが…。
例の郵便局の営業のお兄さん。
何だかよくわからないんだけれど、とにかく私は事前にもらった電話がものすごく気に入らなかった。
何でだろ?
何か…、とっても押しつけがましいような…、
もちろん、本人はそんなつもりないんだろうし、
会話した言葉だけとったら、何も悪いこと言ってないと思うんだけど、
なーんか、そんな風に思ってしまった。
それで、約束の時間にちょっと遅れてきた。
まあ、それは文句言うほどのものでもないし、いいんだけど。
私は、「契約内容の確認サービス」ってやつだと思ってたから、
そういうのは、他の保険屋さんでもいつも玄関先でちゃちゃっと済ませちゃうのでそのつもりでいた。
でも、実際は「指定代理人が未登録なので、登録をお薦めします」ということだったらしい。
私が玄関から外に出て、ドアを閉めようとすると、
「外でしかだめですか?」
「ええ、猫がいるので」
「お金の話とかあるので、できれば中の方がいいと思うんですが」
「外でいいです」
もう絶対に中になんか入れてやらない!という態度。
新人さんなのかなあ?
押しが強そうなこと言うわりには、説明がしどろもどろだったり、要領を得なかったりする。
「外でっていうのは、初めての経験で…」と言ったかと思うと、
後から、「そういう方もいらっしゃいますよ」と言ったりする。
最初に差し出された粗品のポケットティッシュと使い捨てカイロを、
「使わないからいらない」と断る。
それにもうろたえてたみたい。
世の中の人、そんなにもらえる物は何でももらうんだろうか?
「毎年ある契約内容の確認だと思ってましたー」
「郵便局さんてみえたことないような気がするんですけどー」
「他の保険屋さんは毎年みえますよー」
「農協さんもお付き合いのあったころはみえてましたよー」
イヤミの連発!!
「書類書いてもらわなきゃいけないんですけど、どうしましょう?」
「私が中で書いてきちゃだめですかー?」
でも、ちゃんとした下敷きのボードが出てきたので、
「ここで書きますー」
荷物を出したり入れたり、立ったままじゃやりにくそうにしている。
私も段々、自分の意地悪に呆れてきて、かわいそうになってくる。
ちょっとだけ愛想よくしてあげた。
でも、ついでにご契約の保険について説明しておきますね、と始めた話が、
わかりきっていることばかりで、つい、
「これってそんなに大事な話?」
思ったより時間も長くなっていて、もう切り上げたくなっていたのだ。
あちらも感じていたんだろうな?
「何か、ご不都合がありましたか?」
「何についてですか?」
「これまでのことについて」
何のことを言っているのかよくわからなかったけれど、
これ以上いじめるのはやめておこうと思って、
「何もないですよー」
笑って見送ってあげる。
家の中にもどって、ふと鏡に映った自分の顔が見える。
プールに行っていたので、化粧はしていないわ、帽子をかぶっていた前髪に変な癖がついているわで、
あまりに悲惨な顔をしていた。
この悲惨な顔であんな意地悪言ってたのかと思ったら、
何だかすごく笑えてきた。
ごめんね。お仕事するのって大変だね!