だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

没後40周年、ブルース・リー

2013-05-18 21:44:43 | 映画
TVシリーズ「グリーン・ホーネット」(1966~67)、日本では1967年日本テレビで放映されていました。見ていました。でもあんまり記憶は残っていません。それでも、面白かった。

主演は、デイリーセンチネル新聞社の若き社長ブリット・リード(バン・ウイリアムズ)。実は、彼は悪と闘う正義の味方“グリーン・ホーネット”というヒーローだったのです。そして彼の相棒が…

日本人の運転手カトー(加藤)でした。武術の達人で愛車ブラックビューティーに乗り、活躍するストーリー。そのカトーを演じていたのが、ブルース・リーでした。覚えています?

実際に見たことはなくても、彼の紹介では必ず出てきますよね。この作品で、ブルース・リーは有名になりました。とにかくそのアクションはすごかった!というわけです。見たこともないアクション!

ブルース・リーは、1940年11月27日サンフランシスコ出身。広東演劇俳優の家庭に5人兄弟の次男として生まれたそうです。カトーの成功で香港に戻り、「ドラゴン危機一発」(71)に主演。

数本の映画に主演した後、「燃えよドラゴン」(73)公開直前の7月20日突然死去。わずか32歳でした。中断していた「ブルース・リー/死亡遊戯」(78)は未完成に。後にムリやり完成。

伝説の人となってしまったブルース・リーには、まだまだ語ることがたくさんあります。没後40周年を記念し、ブルース・リー関連の作品が続々公開されます。“ブルース・リー祭り”がそれ。

ドキュメンタリー「アイ・アム・ブルース・リー」(11)の監督は、「フェイシング・アリ」(09)のピート・マコーマック。ウィリアム・ハート主演「天国の青い蝶」(04)の脚本家で、監督2作目です。

本作は、2012年アメリカのスパイクTVで放送され、同局史上最高の視聴者数を記録したドキュメンタリー映画。ブルース・リーやチャック・ノリスは映像で、その他の出演者にはミッキー・ローク…

「エージェント・マロリー」(11)で主演した総合格闘家で女優のジーナ・カラーノ。ブルース・リーのファンや格闘家、武術家、作家、製作者などの他、妻リンダや娘シャノンも登場。ファンはぜひ。
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テレンスだって、歌います。

2013-05-16 12:03:40 | 映画
監督のダスティン・ホフマンは、75歳(1937年生まれ)。主演のマギー・スミスは、78歳(1934年)。トム・コートネイは、75歳(1937年)。ビリー・コノリーは、69歳(1942年)。

ポーリーン・コリンズとマイケル・ガンボンは、72歳(1940年)。年を取ったって、バリバリの主演スターたち。それが「カルテット!人生のオペラハウス」(12)の俳優たちの素晴らしさです。

アクションなんて出来なくても、劇中、ヨロヨロ歩いていても構いません。「カルテット!」で素晴らしいのは、ハウスに暮らす音楽家たちが本物のスターたちだったこと。映画はとってもパワフル!

ベテラン俳優のパワーは、まだまだ続きます。「アンコール!!」(12)は、ポール・アンドリュー・ウィリアムズ脚本、監督作品。監督は4本目の長編作品ということですが、日本では初作品です。

ロンドンに住むアーサー(テレンス・スタンプ)は、近所でも有名な頑固者。無口で気難しいとくれば、息子のジェームズ(クリストファー・エクルストン)ともうまくいかなくて当たり前。

そんなアーサーでしたが、妻のマリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)には今もメロメロで、唯一笑顔を見せる存在でした。陽気なマリオンは病弱ながら、その趣味は歌を歌うこと!

ちょっと変わった“年金ズ”という合唱団に所属し、今日もロックやポップに挑戦していました。ある日、国際コンクールのオーディションに出場するチャンスが巡ってきたのです!

ところが、マリオンのがんが再発。練習に行けないマリオンは、自分の代わりに合唱団に行くよう、アーサーに頼み込みます。渋々、合唱団の門を叩くアーサー。果たして、そこに待っていたのは?

音楽教師のエリザベスに、「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」(10)や「タイタンの戦い」(10)のジェマ・アータートン。ところで、テレンス・スタンプは英国の名優。

1939年7月22日ロンドン出身の73歳。ヴァネッサ・レッドグレーヴは、1937年1月30日ロンドン出身の75歳。歌うテレンス・スタンプなんて見たことがありません。絶対、見ます。
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ミルグラム実験とは?

2013-05-15 21:32:16 | 映画
映画賞には1番有名なアカデミー賞の他、世界中にたくさんあります。世界三大映画祭のカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭。その他、ヨーロッパにはフランスのセザール賞

英国アカデミー賞(BAFTA賞)、英国インディペンデント映画賞、ドイツ映画賞、イタリアのダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞、スペインのゴヤ賞など。アジアには、香港電影金像奨、台湾金馬賞など。

そしてアメリカには、ゴールデングローブ賞、インディペンデント・スピリット賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞

全米映画批評家協会賞、全米映画俳優組合賞などの他、ゴールデンラズベリー賞もあり。ご存じでしょう?映画祭には、サンダンス映画祭、モスクワ国際映画祭、東京国際映画祭なども。

スターが出ていなくても、新人監督でも、単館ロードショウでも構わない。内容やインパクトで高い評価を得る作品もあるんですねぇ~。「コンプライアンス -服従の心理-」(12)がそれ。

脚本、監督はクレイグ・ゾベル。詳しい情報がないのですが、日本では初作品のようです。本作でアン・ダウトは、以下の助演女優賞にノミネート。インディペンデント・スピリット賞、放送映画批評家協会賞

オンライン映画批評家協会賞。見事受賞は、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞とセントルイス映画批評家協会賞。この作品は、2004年に起きた事件を元に製作されました。

ケンタッキーのあるファーストフード店。トラブル続きの金曜日。警察官だと名乗るダニエルズ(パット・ヒーリー)という男から、1本の電話が入ります。応対したのは、店長のサンドラ(アン・ダウド)

彼は、店員のベッキー(ドリーマ・ウォーカー)に窃盗の疑いがかかっていると告げ、サンドラに彼女の身体検査を命じるのでした。電話1本で、指示に従ってしまうサンドラ。果たして?

“権威と服従の実験”で有名な<ミルグラム実験>。善悪の判断を超えて、人はなぜ権威に服従してしまうのか?…という人間の本質に迫る監督。賠償額6億円、事件の真相が知りたいと思いません?
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コン・ティキ号に乗って、8000km

2013-05-14 19:58:06 | 映画
筑摩書房の『コン・ティキ号冒険記』読んだことがありますか?本好き、冒険好き、実録好きは、よ~くご存じかも。そうでない人でも、“コン・ティキ号”って聞いたことがあるかも知れません。

作者は、ノルウェーの人類学者、海洋生物学者、探検家トール・ヘイエルダール(1914年10月6日~2002年4月18日)。ヘイエルダールは、南米ペルーとポリネシアに類似点があるとし…

ポリネシアの住人の起源は、南米にあると論文で発表。ところがこの学説は、学会からの反対を受けてします。当時の技術では、太平洋を横断する船を作ることはできないというのです。

しかしインカ族がバルサ材の筏に乗って太平洋を横断し、ポリネシアに流れ着いたと主張するヘイエルダール。彼とチームは1947年、南米のバルサ材や地元の材料を用い、筏を建造。

それが、コンティキ号でした。風や海流、波の測定で水路学や気象学の研究をしたいと、ヘルマン・ワツィンゲルという青年も参加。こうして1947年4月28日、ペルーのカヤオ港より出港。

コンティキ号は、フンボルト海流に乗り予想通りに西に進み、102日後(同年8月7日)ツアモツ諸島のラロイア環礁で座礁。4300マイル(約8000km)の航海だったそうです。

この出来事をノルウェーで映画化。「コン・ティキ」(12)です。監督は幼なじみで「バンディダス」(06未)「ナチスが最も恐れた男」(08未)を撮った、ヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。

インカ文明とポリネシア文明は相似点が多く、ポリネシア人の祖先は南米から海を渡った古代南米人では?…若き学者トール・ヘイエルダール(ポール・スべーレ・バルハイム・ハーゲン)は唱えます。

この仮説を証明するため、唯一無線機だけを持ち、当時の材料で筏を作り、ペルーからポリネシアへ向かう航海に挑戦することになります。コン・ティキ号に乗り込んだのは、5人の仲間。

果たして、この無謀ともいえる冒険の行方は?共演は、ヘルマン役にアンドレス・バースモー・クリスチャンセン。父ステラン、兄アレキサンダーを持つグスタフ・スカルスガルド。これは見たい!
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シャマラン監督とスミス一家。

2013-05-13 17:35:43 | 映画
「エアベンダー」(10)が思いの外、外れてしまったM・ナイト・シャマラン監督。この作品は、アメリカのニコロデオンの人気TVアニメ「アバター 伝説の少年アン」を実写映画化したもの。

監督の子供たちが夢中になって見ていた番組から製作されたのですが、いつもオリジナル脚本を映画化する監督としては異例の作品でした。当初、3部作の噂もあったのですが、立ち消え…。

「シックス・センス」(99)「アンブレイカブル」(00)「サイン」(02)「ヴィレッジ」(04)「レディ・イン・ザ・ウォーター」(06)「ハプニング」(08)…とお気に入りの作品たちが並びます。

そんなシャマラン監督の最新作が、ようやく公開されます。ああ~、待ってました!しかもあのウィル・スミス一家の作品として、話題の「アフター・アース」(13)なんです。監督は、脚本と製作も担当。

原案は、ウィル・スミス。製作には、ウィルと妻のジェイダ・ピンケット・スミスも参加。脚本には、デンゼル・ワシントン主演「ザ・ウォーカー」(10)のゲイリー・ウィッタも。これってすごい!

近未来。人類は地球を捨てて別の惑星に移住していました。それから1000年後。伝説の兵士サイファ(ウィル・スミス)と、その息子キタイ(ジェイデン・スミス)たちが乗る宇宙船は、帰還中…

トラブルに見舞われ、大破してしまいます。緊急シグナル“ビーコン”を載せた尾翼部が、見知らぬ惑星に落下。それを追って、なんとか不時着させたのですが、生存者はサイファとキタイの2人。

しかもサイファは大怪我を負い、帰還に必要な“ビーコン”を探すのはキタイ1人。『ここがどこかわかるか?』 『ここは地球だ』…人間の姿はなく、大自然だけが広がる惑星“地球”。

見たこともない様々な野生動物たちが生息する、最上級危険惑星“地球”。父の様な兵士になることを夢みていたキタイは、果たして?1998年7月8日生まれのジェイデンは、現在14歳。

「幸せのちから」(06)でデビューした時は、8歳。「地球が静止する日」(08)「ベスト・キッド」(10)に出演。それにしてもお父さんにそっくり。あらゆる意味で注目の本作です。
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足を洗ったものの…

2013-05-11 14:19:49 | 映画
ジョヴァンニ・リビシをご存じ?1974年12月17日カリフォルニア州ロサンジェルス出演。今年、39歳になるんですね~。父はミュージシャンでキーボード奏者。母は俳優のマネージャーだったそう。

ジョヴァンニには双子の妹がいて、R・D・ロブ監督、レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア主演「あのころ僕らは」(00)などに出演していた、女優のマリッサ・リビシ。良く知りませんが…。

ジョヴァンニは子役から活躍していてTVやTVMに多く出演し、「X-ファイル」の第3シーズン『O.D.P.』に出演。タイトルは、主人公ダリン・ピーター・オズワルドの頭文字。

ゲーマーの2人組高校生を演じているのは、リビシとジャック・ブラック。覚えてますか?そんなリビシは、この後続々映画に出演。ゲイリー・マーシャル監督「カーラの結婚宣言」(99)

ドミニク・セナ監督「60セカンズ」(00)、ジャン・サルディ監督「リトル・イタリーの恋」(03)、ジョン・ムーア監督「フライト・オブ・フェニックス」(04)などに出演。

最近はセス・マクファーレン監督「テッド」(12)、ルーベン・フライシャー監督「L.A.ギャング ストーリー」(12)があります。活躍してますよね~。そして最新作が、「ハード・ラッシュ」(12)です。

かつて世界一の運び屋として有名だった男、クリス(マーク・ウォールバーグ)。今では妻ケイト(ケイト・ベッキンセイル)と2人の息子がいて、警報装置の施工業者として働いていました。

幸せな日々は、突然終わりを告げてしまいます。義弟のアンディ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)が、麻薬の密輸に関わっていたことが判明。その上、ミスが原因で命を狙われていたのです。

それだけでなく、クリス一家にも危険が及んでしまうことに…。やむなくクリスは運び屋に戻り、家族を守るために再び犯罪に手を染めることになるのです。それは…パナマでのニセ札密輸計画。

果たして?セバスチャン役にベン・フォスター、ブリッグス役にリビシ。アンディ役のケイレブは、「アンチヴァイアル」(12)に主演。ベン・フォスターにも注目。監督は、バルタザール・コルマウクル。見ます。
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大波に挑む男たち

2013-05-08 22:08:00 | 映画
大好きなバトラーさんの生い立ちは?と、改めて調べてみたら1969年11月13日スコットランドのグラスゴー出身。兄弟は3人で末っ子。生後6ヵ月で、カナダのモントリオールに移住。

2歳の時、両親が離婚し母親とスコットランドに戻ります。22歳の時、父親はガンで死亡。グラスゴー大学で法律を学び、最優秀の成績で卒業します。そして、弁護士事務所に就職。

そこは、エリザベス女王のマネージメントを扱う事務所。やがて同僚に勧められ、俳優を目指すことに。そして、ロンドンのコーヒーショップでスティーヴン・バーコフと出会います。

そして、バーコフの次回作『コリオレイナス』の舞台に立つチャンスを掴むのです。これ、有名なエピソード。そのバトラーさんは、「Queen Victoria 至上の恋」(97)で映画デビュー。

「ドラキュリア」(00)でドラキュラを。「オペラ座の怪人」(04)でファントムを。「300 <スリーハンドレッド>」(07)でレオニダスを。「マシンガン・プリーチャー」(11)でサム・チルダースを。

しかし、まさかバトラーさんがサーファーの役を演じるなんて!それが、「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」(12)です。監督は、「L.A.コンフィデンシャル」(97)のカーティス・ハンソン

「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」(99)のマイケル・アプテッドの2人。バトラーさんは、製作総指揮も。それほどの想いを込めた本作は、22歳で亡くなった天才サーファーの物語。

16歳の高校生ジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、カフェで働く母親(エリザベス・シュー)と2人で暮らしていました。彼が暮らすサンタクルーズは、サーフィンのメッカ。

世界最大級の大波“マーヴェリックス”が来る!と知ったジェイは、隣人の伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)を口説き、大波と戦うためのトレーニングを始めます。

2人の間には父子のような絆が生まれ、いよいよその日がやって来ます!バトラーさんのサーファーぶり、どんなかな?それより、ジョニー・ウェストンって?本物のサーファーが多く出演。すごい!
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アンブロジアーナ図書館・絵画館コレクション、初来日

2013-05-07 21:30:38 | 展覧会
もう、始まっています。上野の東京都美術館で、開催の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」。もう行かれましたか?上野へは、国立西洋美術館での「ラファエロ」展を見たばかり。

その時、この展覧会のことは知らなかったんですよね~。日本では、レオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会はいろいろな視点で、今まで何度も開催されています。結構、見ています。はい。

アンブロジアーナ図書館ってご存知ですか?知りませんでした。イタリアに行ったことがないので、まだまだ知らない美術館(ここでは図書館だけど)があるんだろうな~と、感慨ひとしお。

イタリアのミラノにあり、フェデリーコ・ボッロメオ枢機卿によって1607年創設、1609年公開されたそうです。また、絵画館もあります。本展は、この図書館、絵画館所蔵の作品が来日。

イタリア・ルネッサンスの巨匠ダ・ヴィンチのミラノ時代の作品です。第1章:アンブロジアーナ図書館・絵画館/『岩窟の聖母』(1611年頃)ヴェスピーノ(本名アンドレア・ビアンキ)模写です。

『貴婦人の肖像』(1490年頃)ロンバルディア地方のレオナルド派の画家、『ミケランジェロの葬儀用モニュメントのための設計案』(1564年頃)ザノービ・ラストゥリカーティ(帰属)

第2章:レオナルド 思考の迷宮/『複数の弩を装備した歯車の素描』アトランティコ手稿(1485~87年頃) 第3章:レオナルドとレオナルデスキ/『音楽家の肖像』(1485年頃)共にダ・ヴィンチ

『幼子イエスと子羊』1520年代後半)ベルナルディーノ・ルイーニ(本名ベルナルディーノ・スカーピ)、『洗礼者聖ヨハネ』(1520年頃)ロンバルディア地方のレオナルド派の画家

『聖家族と洗礼者ヨハネ』(1526~30年頃)ベルナルディーノ・ルイーニなど。こうして見ると、本物のダ・ヴィンチの作品は少なく、レオナルドの追従者“レオナルデスキ”に注目。

それにしても、レオナルド・ダ・ヴィンチは本当に天才。絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、植物学などにその天才ぶりを発揮。それを見に行きましょう。
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大富豪ギャツビーの謎

2013-05-06 21:32:37 | 映画
F・スコット・フィッツジェラルドのFは、フランシス。アメリカを代表する作家。これまで映画になった作品は「雨の朝巴里に死す」(54)、「ラスト・タイクーン」(76)、TVM「夜はやさしく」(85)←お気に入り

短編小説を元にした「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)などがあります。中でも「華麗なるギャッビー」は繰り返し、映画化される代表作ですね。「或る男の一生」(26)では、ワーナー・バクスター。

「暗黒街の巨頭」(49)では、アラン・ラッド。「華麗なるギャツビー」(74)では、ロバート・レッドフォード。TVM「華麗なるギャツビー」(01)では、トビー・スティーヴンスが主演しました。

レッドフォードの「華麗なるギャツビー」(74)は、ジャック・クレイトン監督、脚本をフランシス・フォード・コッポラが書いています。共演は、ミア・ファロー、ブルース・ダーン、 サム・ウォーターストン。

当時の作品のイメージは、ポスターになったレッドフォードの白いスーツ姿と白い靴、白いハット。そしてミア・ファローの白いドレスと白く大きな帽子。上流社会は、なんと華麗なんだろう…

それが第一印象でした。まだまだ内容を理解するには、若すぎた?いえいえ。フィッツジェラルドは“失われた世代”を代表する作家。第1次世界大戦を機に、それまでの価値観に懐疑的な世代の意。

そして“THE GREAT GATSBY”5度目の映画化。「華麗なるギャツビー」(12)」の監督、脚本は「ロミオ&ジュリエット」(96)のバズ・ラーマン。1922年、ジャズと禁酒法の時代。

ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、作家志望。中西部からニューヨークへやって来ます。隣は毎夜豪華絢爛なパーティーを開く、大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の豪邸。

ニックは謎めいたギャツビーに興味を持ち、ある日、ギャツビーのパーティーに招かれます。ギャツビーの生い立ちを打ち明けられるのですが、その話にある疑問を抱きます。

果たして、その真意は?ヒロインのデイジーをキャリー・マリガン、その夫トム・ブキャナンをジョエル・エドガートンが演じます。マグワイアは「マイ・ブラザー」(09)以来。必見!
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スマトラ沖地震を描く…

2013-05-05 20:53:28 | 映画
2004年12月26日7時58分、インドネシア西部スマトラ島沖地震。マグニチュードは、9.1でした。ちなみに2011年3月11日14時46分に起きた、東北地方太平洋沖地震。

こちらは、マグニチュード9.0でした。いかに大きな地震だったかが想像できます。スマトラ島は避暑地、観光地として有名。12月は平均最高気温が30℃、平均最低気温が22.5℃。

クリスマスを1日過ぎたその日、世界中から観光客がたくさんいたはず。余談ですが、ジェット・リーは一家でインド洋のモルディブ島にいて、スマトラ沖地震の津波に遭遇。幸い全員無事でした。

スマトラ島沖地震では、死者22万人、負傷者13万人と言われています。中でも津波による被害が甚大。TVで流れたその様子は驚異でした。しかし、日本の被害は正視できないほど…。

時が流れ、スマトラ沖地震を描いた映画が公開されます。「インポッシブル」(12)です。監督は、J・A・バヨナ。前作「永遠のこどもたち」(07)の時は、フアン・アントニオ・バヨナ。2作目。

2004年12月。タイのリゾート地にやって来た、ヘンリー(ユアン・マクレガー)と妻のマリア(ナオミ・ワッツ)。そして長男のルーカス(トム・ホランド)、次男のトマス(サミュエル・ジョスリン)

三男のサイモン(オークリー・ペンダーガスト)の3人の息子たち。トロピカルムードいっぱいの南の国で、バカンスを過ごすはずだったのですが、12月26日突然、大災害に見舞われます。

スマトラ沖でマグニチュード9.1の地震が発生し、巨大津波がタイまで押し寄せたのです!一瞬にして津波にのみ込まれ、家族はバラバラになってしまいます。マリアと長男のルーカス。

ヘンリーとトマスとサイモン。2つに分かれてしまった家族は、お互いに傷を負いながらも、必ず会えると信じて探すのでした。本作でナオミ・ワッツは、アカデミー賞主演女優賞ノミネート。

他にジェラルディン・チャップリン共演。予告編では、日本の観客にメッセージを贈るユアンとワッツ。映画の物語は実話だそうです。それにしてもすごい映像!スペイン人のバヨナ監督、注目です。
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