だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

テレンスだって、歌います。

2013-05-16 12:03:40 | 映画
監督のダスティン・ホフマンは、75歳(1937年生まれ)。主演のマギー・スミスは、78歳(1934年)。トム・コートネイは、75歳(1937年)。ビリー・コノリーは、69歳(1942年)。

ポーリーン・コリンズとマイケル・ガンボンは、72歳(1940年)。年を取ったって、バリバリの主演スターたち。それが「カルテット!人生のオペラハウス」(12)の俳優たちの素晴らしさです。

アクションなんて出来なくても、劇中、ヨロヨロ歩いていても構いません。「カルテット!」で素晴らしいのは、ハウスに暮らす音楽家たちが本物のスターたちだったこと。映画はとってもパワフル!

ベテラン俳優のパワーは、まだまだ続きます。「アンコール!!」(12)は、ポール・アンドリュー・ウィリアムズ脚本、監督作品。監督は4本目の長編作品ということですが、日本では初作品です。

ロンドンに住むアーサー(テレンス・スタンプ)は、近所でも有名な頑固者。無口で気難しいとくれば、息子のジェームズ(クリストファー・エクルストン)ともうまくいかなくて当たり前。

そんなアーサーでしたが、妻のマリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)には今もメロメロで、唯一笑顔を見せる存在でした。陽気なマリオンは病弱ながら、その趣味は歌を歌うこと!

ちょっと変わった“年金ズ”という合唱団に所属し、今日もロックやポップに挑戦していました。ある日、国際コンクールのオーディションに出場するチャンスが巡ってきたのです!

ところが、マリオンのがんが再発。練習に行けないマリオンは、自分の代わりに合唱団に行くよう、アーサーに頼み込みます。渋々、合唱団の門を叩くアーサー。果たして、そこに待っていたのは?

音楽教師のエリザベスに、「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」(10)や「タイタンの戦い」(10)のジェマ・アータートン。ところで、テレンス・スタンプは英国の名優。

1939年7月22日ロンドン出身の73歳。ヴァネッサ・レッドグレーヴは、1937年1月30日ロンドン出身の75歳。歌うテレンス・スタンプなんて見たことがありません。絶対、見ます。
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