だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

日本版、十二人

2009-09-29 20:45:57 | 演劇
レジナルド・ローズ脚本の「十二人の怒れる男」(57)は、シドニー・ルメット監督のデビュー作。元はTV作品だったものを脚本・演出の2人が映画にし、公開以来、法廷劇の代名詞となっています。戯曲化され、舞台としても何度か上演されています。

日本では、三谷幸喜作・演出の「12人の優しい日本人」(90)として上演された作品が有名。映画のリメイクには、ニキータ・ミハルコフ監督の「12人の怒れる男」(07)が記憶に新しいですね。

映画をご覧になった方も多いと思いますが、ここでちょっと復習。17歳の少年が、父親殺しの容疑で裁判にかけられます。裁判での証拠や証言は、すべて少年に不利でこのままでは有罪は確実でした。

エアコンの壊れた一室で、評決が決まるまで出ることが許されない12人の陪審員の男たち。早く終わらせて帰りたいと思う彼らの1回目の評決は?誰もが有罪と言う中、1人の陪審員が無罪に投票します。

ここから男たちの討論が始まるのです。個性的で演技派揃いの俳優たちは… 陪審員1番 マーティン・バルサム/陪審員2番 ジョン・フィードラー/陪審員3番 リー・J・コッブ/陪審員4番 E・G・マーシャル/陪審員5番 ジャック・クラグマン

陪審員6番 エドワード・ビンズ/陪審員7番 ジャック・ウォーデン/陪審員8番 ヘンリー・フォンダ/陪審員9番 ジョセフ・スィーニー/陪審員10番 エド・ベグリー/陪審員11番 ジョージ・ヴォスコヴェック/陪審員12番 ロバート・ウェッバー

こうして書いているだけでも、あの感動がよみがえって来ます。また見たい!この名作を日本の蜷川幸雄演出で、見ることができるのです。Bunkamuraシアターコクーンでの「十二人の怒れる男」です。

今回の舞台は原作に忠実とあります。しかも、舞台上にベンチシートが設けられ、密室での緊迫するやり取りを間近かで見ることができます。そして注目の配役は… 1号 石井愃一/2号 柳憂怜/3号 西岡馬/4号 辻萬長

5号 筒井道隆/6号 岡田正/7号 大石継太/8号 中井貴一/9号 品川徹/10号 大門伍朗/11号 斎藤洋介/12号 田中要次/守衛 新川將人 ということは、ヘンリー・フォンダの役は中井さんで、リー・J・コッブの役は西岡さん。

期待通り!ベンチシートで見に行きます、はい。

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