だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン

2013-03-04 19:53:08 | 映画
デンマーク、コペンハーゲン出身の俳優マッツ・ミケルセンを知ったのは、アントワーン・フークア監督「キング・アーサー」(04)でした。それまでは、自国のデンマーク映画に出演していたミケルセン。

次が、ダニエル・クレイグが新ジェームズ・ボンドを演じた「007/カジノ・ロワイヤル」(06)。冷淡な敵役ル・シッフル役。1965年11月22日生まれで、俳優の前はプロのダンサーだったとか。

ハリウッド進出後も、デンマークやフランス映画に出演しています。オーレ・クリスチャン・マセン監督「誰がため」(08)←お気に入り、ヤン・クーネン監督「シャネル&ストラヴィンスキー」(09)

ニコラス・ウィンディング・レフン監督「ヴァルハラ・ライジング」(09)、ルイ・ルテリエ監督「タイタンの戦い」(10)、ポール・W・S・アンダーソン監督「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(11)

そして、「偽りなき者」(12)。こうしてみると、意外と出演作少ないかも。でも最近は続々出演作が公開され、期待が高まります。今年48歳になるミケルセン、ますます渋く演技を磨いていくはず。わくわく。

最新公開作は、ボーディル・スティンセン=レト原作、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(09)の脚本家ニコライ・アーセルの監督作、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(12)です。

18世紀後半のデンマーク王室。精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世(ミケル・ボー・フォルスガール)の侍医となったのは、ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ(ミケルセン)でした。

野心家でドイツ人のストルーエンセは、王の唯一の理解者であり、親友となります。しかし15歳でイギリスから嫁いで来た、王妃カロリーネ・マティルデ(アリシア・ヴィカンデー)の心も虜にします。

孤独な王妃との禁断の恋。やがて国王の言動を操り、事実上の摂政として数々の改革を推し進めていくようになります。不満を募らせる保守派の貴族たち…。果たして、宮廷の権力争いは?実話です。

実は「偽りなき者」と「ロイヤル・アフェア」は、渋谷のル・シネマで同時期に上映されるんです。1つの劇場、2つのスクリーンでミケルセンの映画が楽しめるなんて!すごいでしょ。もちろん見ますとも。

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