だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

あれから、10年。

2013-03-06 20:41:07 | 映画
張國榮、突然いなくなってしまってからもうすぐ10年。そんなに時が過ぎてしまったなんて、びっくりです。2003年4月1日、香港の最高級ホテル マンダリン・オリエンタル香港から飛び降り自殺…。

信じられませんでした。しばらくはそのことに触れることも、見ることもできませんでした。レスリー・チャンは、1956年9月12日香港出身。父は紡績工場の経営者で、10人姉弟の末っ子でした。

高校卒業後、イギリスへ留学し帰国後に受けた歌謡コンテストで準優勝。これをきっかけに歌手に。やがて映画に進出。カム・シン監督「君に逢いたくて 紅樓春上春」(78未)でデビューします。

初めて見たのは、ジョン・ウー監督、チョウ・ユンファ主演「男たちの挽歌」(86)でした。チン・シウトン監督、ジョイ・ウォン共演「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(87)では、うっとり…。

香港映画は続編やシリーズ化されるものが多く、レスリーも多くの作品に出演。そんな中、ウォン・カーウァイ監督「欲望の翼」(90)や「楽園の瑕」(94)「ブエノスアイレス」(97)は秀逸。

レスリーの美しさと繊細さが際立つ演出で、大いに楽しみました。それとチェン・カイコー監督「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)は、私的に最高の作品。「花の影」(96)よりも好きです。

46歳で亡くなったレスリーをもう一度!「レスリー・チャン メモリアル」は、レスリーの映画をスクリーンで見るチャンス。劇場はいつも香港や韓国映画を積極的に上映している、シネマート六本木

上映作品は、上記の「男たちの挽歌」と「男たちの挽歌2」(87)。スタンリー・クワン監督、アニタ・ムイ共演「ルージュ」(87未)。上記の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」と「PART2」(90)

ジョン・ウー監督「狼たちの絆」(91)。ゴードン・チャン監督「レスリー・チャンの恋はあせらず」(94未)と「恋戦。OKINAWA Rendez-vous」(00)。プーン・マンキ監督「上海グランド」(96)。

主な作品はDVDコレクションしていますが、大きなスクリーンで見るのは映画ファンの楽しみ。もし、レスリー・チャンをご存じない方はこのチャンスに。きっとレスリーのすべてに魅了されるはず。ぜひ。

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