突然の宣告と母と…

カンタン・デュピュー監督「地下室のヘンな穴」（２２）で、主人公の上司ジェラール役を演じるのが、パリ出身のブノワ・マジメル。４８歳。

１４歳の時「人生は長く静かな河」（８８）でデビューし、子役として活躍。セザール賞有望若手男優賞にノミネートされた「夜の子供たち」（９６）、

カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞のミヒャエル・ハネケ監督「ピアニスト」（０１）、カトリーヌ・ドヌーヴ主演「太陽のめざめ」（１５）では…

セザール賞助演男優賞を受賞した、ハンサムな演技派として知られています。他にも「クリムゾン・リバー２ 黙示録の天使たち」（０４）、

「最後のマイ・ウェイ」（１２）、「あなたはまだ帰ってこない」（１２）などがあります。そして「地下室のヘンな穴」の前に出演した…

エマニュエル・ベルコ監督「愛する人に伝える言葉」（２１）が公開されます。「太陽のめざめ」に続く監督と主演２人のコラボです。

もちろん、脚本も。人生半ばにして膵臓ガンを患ったバンジャマン（ブノワ・マジメル）は、母クリスタル（カトリーヌ・ドヌーヴ）と共に…

わずかな希望を求めて、名医と評判のドクター・エデ（ガブリエル・サラ）を訪ねます。ステージ４の膵臓ガンは治せないと告げられ…

自暴自棄になるバンジャマン。エデは病状を緩和する化学療法を提案するのですが…。息子のために気丈に振る舞うクリスタル。果たして？

７８歳のカトリーヌ・ドヌーブは、相変わらず美しい。つらい内容だけど、再共演の２人は見応えがありそう。セシル・ドゥ・フランス共演。