だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

1930年代、パリの作家たち

2011-11-21 21:56:33 | 映画
ジャン=ポール・サルトル、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、ネルソン・オルグレン、ポール・ニザン、アルベール・カミュ、フランソワ・モーリアック、ネルゴン…こんな人々が登場する映画。

それがフランス映画「サルトルとボーヴォワール 哲学と愛」(06)です。イラン・デュラン・コーエン監督作で、脚本はシャンタル・ドゥ・リュデールとエヴリーヌ・ピジエ。う~む、知りませんが。

そもそも、サルトルもボーヴォワールの名前は聞いたことがありますが、よく知りません。サルトルはパリ生まれの作家、哲学者。高等師範学校卒業後、哲学教師となり、1938年小説『嘔吐』で作家デビュー。

1943年、哲学書『存在と無』によって哲学者としての地位を確立。“実存主義”を世に広めました。『蝿』(43)『出口なし』(45)など多くの戯曲も書いています。1964年ノーベル文学賞を辞退。

1980年肺水腫で死去。一方のボーヴォワールもパリ生まれの作家、哲学者。ソルボンヌ大学卒業後、哲学教師をしながら書いた小説『招かれた女』(43)で作家デビュー。1949年『第二の性』を発表。

現代のフェミニズムやジェンダー論の出発点となったボーヴォワール。その後も『娘時代』(58)『老い』(70)、サルトルの衰弱と死を冷静に記述した『別れの儀式』(81)などを発表。1986年死去。

映画は1929年のパリが舞台です。ソルボンヌ大学で学ぶシモーヌ・ド・ボーヴォワール(アナ・ムグラリス)は、天才として名高いジャン=ポール・サルトル(ロラン・ドイチェ)に見初められます。

1級教員資格を目指す2人は共に勉強し、サルトルが首席、ボーヴォワールが次席で見事合格!そして何事にも型破りなサルトルの求愛を受け入れたボーヴォワールは、お互いの自由恋愛を認め合うのでした。

2人は、お互いの恋愛関係を嘘偽りなく報告し合うという“契約結婚”を誓います。若き日の出会いから、因習を打破するパートナーシップの選択、それに伴う苦悩をパリの風景・文化と共に描いていきます。

他にも小説家のアンドレ・マルロー、作家・詩人・劇作家のジャン・ジュネ、俳優・歌手のモーリス・シュバリエなどの名前も登場。なんと、華やかな時代だったんですね。それも見どころですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする