だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

人間こそ、美

2011-06-17 21:24:49 | 展覧会
イギリス・ロンドンにある大英博物館は、世界でも有数の博物館のひとつです。世界中の美術品や書籍、略奪品など800万点を超える作品が収蔵され、常設展示されているものでも約15万点あるそうです。

すごいですね~。大英博物館の収蔵品は個人収集家の寄贈がほとんどだそうで、創設以来、入場料は無料。(募金箱の寄付金受付あり)10時から17時30分まで毎日開館。金曜日は時間延長もしています。

私はまだ訪れたことがなく、いつか行ってみたい場所のひとつです。1799年エジプトのロゼッタで発見された石碑“ロゼッタ・ストーン”や、古代エジプトのミイラ、なんと猫のミイラも。猫は神のお使いだから。

E・M・フォスター原作、ジェームズ・アイヴォリー監督「モーリス」(87)のラスト近く、ジェームズ・ウィルビー演じるモーリスが、ルパート・グレイヴス演じる森番アレックとシティと呼ばれるロンドンで密会。

その時2人は大英博物館へ入り、“人面有翼牡牛像”の前で一瞬楽しそうに笑い合うシーンがあります。ここ大好きで、身分違いの2人の心が通じ合う素敵なシーン。ああ、大英博物館へ行って見たいな~って思ってます。

上野の国立西洋美術館で、「大英博物館 古代ギリシャ展」が開催されます。サブタイトルは、“THE BODY 究極の身体、完全なる美”。膨大な収蔵品の内、ギリシャ・ローマコレクションから厳選された作品が来日。

彫像、レリーフ、壺絵など135点が並びます。人間の身体こそ、美の極致というわけです。展示は、第1章)神々、英雄、別世界の者たち 第2章)人のかたち 第3章)オリンピアとアスリート 第4章)人々の暮らし

…と分かれています。ポスターにある「円盤投げ(ディスコボロス)」は、後2世紀(原作:前450~前440年頃)大理石/高さ169cmで日本初公開。うむ、見たことある。本物が来るんですね。

他にも「アフロディテ(ヴィーナス)像」ローマ時代(原作:前4世紀)大理石/高さ107cm、「エロス(キューピッド)像」後2世紀・大理石/高さ60.5cm、「スフィンクス像」後1120~140年頃・大理石/高さ84cm

まるで「X-MEN ファースト・ジェネレーション」のマグニートーのヘルメットのような、「コリントス式兜(かぶと)」前510年頃・ブロンズ…など。意外とモデルだったりして。見に行きません?
コメント
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