だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

16歳の暗殺者

2011-06-12 21:21:50 | 映画
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)のジェームズ・マカヴォイさんは、苦悩するチャールズ・エグゼビアをとってもステキに演じて、ますますファンになってしまいました。もともと大ファンですが。

この作品ではプロフェッサーXことチャールズと、マグニートーことエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)の出会いといかにして決別したかを描いています。プロフェッサーXの車椅子の原因もわかるのです。

ところで監督のマシュー・ヴォーンは、映画ファンの心をくすぐる仕掛けをいっぱい見せてくれます。あちこちに気になる俳優が…。パンフに乗っていない俳優さんたち。マット・クレイヴン、マイケル・アイアンサイド

ヒュー・ジャックマン!、レイ・ワイズ、ブレンダン・フェア…大好きなマカヴォイさんを見ながら、なんだか得しちゃった気分でした。マカヴォイさんと言えば、お気に入りがジョー・ライト監督の「つぐない」(07)。

そのライト監督の最新作が、「ハンナ」(11)です。主人公ハンナを演じるのは、「つぐない」でマカヴォイさん演じるロビーを追い詰めることになる13歳のブライオニーを演じた、シアーシャ・ローナン。

前作「ラブリーボーン」(09)で、ピーター・ジャクソン監督から主役を任された若手女優。ローナンは1994年4月12日NY出身の17歳。これからも注目の女優なので、覚えておきましょうね。

北極に近いフィンランドの山奥に、元CIA工作員だった父エリック(エリック・バナ)とたった2人で暮らす娘のハンナ(ローナン)。プラチナブロンドが美しいハンナは、日々父親から格闘テクニックを叩き込まれていました。

英語の他、ドイツ語、スペイン語、アラビア語もマスターするハンナ。偽の経歴や住所をスラスラと説明できるよう繰り返し仕込む父。ハンナはやさしいその外見とは違い、痛みも知らず感情も持たない少女に…。

やがてその戦闘能力は父を超えるまでになっていきます。そして小屋を出て外の世界へと旅立つ日がやって来ます。エリックは髪を切り、ひげを剃り、スーツ姿で出て行きます。1人残されたハンナは…。

フィンランドからスペイン、ドイツへと巡るハンナを執拗に追うCIA捜査官マリッサに、ケイト・ブランシェット。他にトム・ホランダー、オリヴィア・ウィリアムズ、ジェイソン・フレミング共演。豪華~、必見。
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