御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
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中学生の体験学習

2012年01月24日 | いろいろ。
1月18日~20日まで、御前崎中学校の2年生2名が図書館の仕事を体験学習していました。
そのときに、体験学習恒例のオススメしたい本の紹介を書いてもらいましたので、こちらで紹介します。

『レインツリーの国』 有川浩著(新潮社)
ライトノベルなのでとても読みやすいです。
主人公たちの出会い方が、今までのものとはちがうので、新鮮さがあっていいと思います。
出会いがあり、ときめきがあり、すれちがいがあり…とてもすてきな物語です。
女性が好きな感じだと想います。
私は読んでいて共感できる部分がたくさんありました。
この物語は耳のわるい少女がすてきな恋をする物語です。
耳がわるい=かわいそう、という気持ちで読むのではなく、恋ってステキだなとか、そういう気持ちで読んでもしい本だと私は想っています。

『モモ』 ミヒャエル・エンデ著(岩波書店)
この本はモモとい女の子が主人公の物語です。
私がこの本をオススメする理由は、時間について、時間とは何なのかが書いてあるからです。
私はこの本にでてくる灰色の男たちが嫌いです。
この人たちは、人の時間を盗み、自分のために使うからです。
時間は自分自身のものです。
それを奪い取るなんて考えられません。
そんな男たちにモモとマイスター・ホラ(人間のひとりひとりに時間を配っている)と、マイスター・ホラが飼っているカシオペイア(甲らに文字がうき出るカメ)が立ち向かっていきます。
私はモモがとてもすごいと思います。
その理由は、いつも友達が話すことにじっと耳をかたむけているからです。
モモみたいな人がたくさんになれば、もっと良い世界が生まれると思います。
この本は私に大事なことをたくさん教えてくれました。
だからみんなにオススメしたいです。

2人とも3日間、一生懸命頑張りました。
裏方の地味な仕事もしっかりやってくれて、ありがとうございました。
これからもたくさんアスパルを利用してくださいね。

(mk)

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