御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
コメント歓迎!アスパルや本について忌憚なくお願いします。

テレビで紹介された絵本

2016年02月19日 | 児童書。

先日、テレビで「おおきな木」が、紹介されていました。

2010年には、あの「村上春樹」さんが翻訳され、話題となったあの本です。

紹介されたことと、懐かしさから、久々に読んでみることに。

残念ながら、村上春樹さんが翻訳されたものは、貸出中

なので、「ほんだ きんいちろう」さんが翻訳されたものを!

こちらは、1976年に出版された本です。

私も幼い頃、よく見かけ、読んだ記憶があります。

こちらは、題名の「おおきな木」の「木」いがいは、すべてひらがなで表記されています。

翻訳者の名前表記も、ひらがなです。

なので、ずっと「ほんだ きんいちろう」さんだと思っていたら「本田 錦一郎」さんでした。

このお方、北海道大学の大学教授でいらっしゃいました!びっくり

さらにさらに、原作者のシエル・シルヴァスタインさんは、歌手・演奏家・作曲家と

意外な一面もあり、こちらもびっくりです

テレビでも紹介されていましたが「おおきな木」は、結論に関して賛否両論なようです。

読んでいただければわかりますが・・・確かに・・・。

どなたかも書かれていましたが 「愛は惜しみなく奪い、与えるもの」 なんでしょうね。

それよりも、私が幼い頃、この絵本を読んで何よりも驚いたのが、裏表紙です!!

とても感動的なお話・考えさせられるお話を読み終わり、パタンと本を閉じ・・・その裏表紙を見た時の衝撃は、覚えています

幼いながら、なぜ、ここに載っているの??と「?」マークが飛び交いました。

「ほんだ きんいちろう」訳の裏表紙に、彼はいます。是非、図書館でお確かめください
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SPAC朗読公演が決定しました。

2016年02月11日 | 講座やイベント。
 静岡県舞台芸術センターSPACのアウトリーチ事業で、今年度は朗読公演を開催します。
 近隣では吉田町立図書館のホールで、昨年度に引き続き今年度も開催されました。当館では、本館1階フロアで上演していただくことになりました。環境が整ったホールと違い何かと制約の多い会場ですが、本に囲まれたなか、趣向を凝らした朗読を生演奏とともに楽しんでいただきます。御前崎市ではなかなか触れる機会のない演劇の世界を、身近に感じていただけたらと思います。現在、SPACの演出家さん、俳優さん、スタッフさんたちががんばってくださっています。
 上演されるのは『サロメ』。あらすじはご存知の方も多いかもしれませんね。朗読公演の詳しい情報は図書館に設置のチラシ、このHPの‘行事・展示のお知らせ’、SPAC公式サイトをご覧ください。
 
 少し前の話になりますが、昨年度のリーディング・カフェで来てくださった、たきいみきさんが出演されている『黒蜥蜴』を観ようとチケットをとったものの、前日から熱を出し、行けませんでした… 風邪をひく気配などまったくなかったのに…油断しました。楽しいことが待っているときこそ緊張感をもって生活しなくてはいけませんね。
  

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かがくいひろしさんの幻の絵本、刊行

2016年02月04日 | 児童書。
『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の「だるまさん三部作」絵本が人気のかがくいひろしさん。
2005年のデビューから、わずか4年で急逝した絵本作家が、デビュー前に制作したおはなしが絵本になって刊行されました。
2004年の講談社新人賞に佳作入賞した作品です。
あの不思議にあったかくてユーモラスな絵にまた出会えました。

『うめじいのたんじょうび』かがくいひろし作(講談社)
登場するのはお漬物たちです。
今日はうめじいの誕生日。
長生きのうめじいは、いったい何歳なんだろう?
うわさばなしでささやかれるうめじいの年齢はだんだんすごいことになって…。

この作品は、ただいま貸出準備中。
御前崎市民のお客様でしたら、準備中の本でも予約ができます。
準備中の作品予約のご希望は、ご来館いただき図書館カウンターの職員へお申し付けください。

アスパルでは他にもたくさんの本が皆様をお待ちしております!
どうぞご来館ください。

(mk)



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