御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
コメント歓迎!アスパルや本について忌憚なくお願いします。

ハロウィン

2006年10月19日 | いろいろ。
10月31日はハロウィンですね。
そこで、ハロウィンについて、ちょっと調べてみました。

今は仮装していたずらして楽しい子どものお祭り、というイメージが強いようですが、もともとはヨーロッパ北部、ケルトのお祭りです。
先祖の霊をまつるお祭りなので、日本のお盆の感覚に近いでしょうか。
先祖の霊と一緒に悪霊もやってきてしまうので、
魔よけに顔に炭を塗ったことが、仮装の始まりだそうです。
トリック・オア・トリート(いいものくれなきゃいたずらするぞ)、
のいたずらは昔からからあったようで…
というより、昔のいたずらの方が派手だったようで、
玄関のドアを持ち去ったり、郵便ポストに花火をいれたり、
煙突に芝を詰め込んだり…
悪霊のいたずら、ってことなんでしょうね、きっと。
また、未来を覗くことができる日でもあったそうで、
ハロウィンの「ウィン」は古い言葉で
「目」を意味しているんだそうですよ。

死者の霊を敬い、同時に恐れる。
そして未来に希望をみる。
ハロウィンのお祭り騒ぎが終わると、本格的な冬がきます。
生きていることに感謝し、
いのちの芽吹く春が訪れるのを待つのです。

こんな深い意味があったのですね。
でも、楽しいことは楽しんじゃえ! というのもまたよし、です。

ハロウィンについての本もいくつかありますので、
是非検索してみてくださいね。

(15)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする