セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

僕の好きな映画音楽 Ⅷ

2014-06-19 22:31:41 | 映画音楽館
 アメリカと言えばミュージカルの本場。
 (西部劇かミュージカルか迷った・・)

 「ウエスト・サイド物語」(1961年)
   監督 ロバート・ワイズ
       ジェローム・ロビンス
   作曲 レナード・バーンスタイン
   作詞 スティーヴン・ソンドハイム

  「Mambo」
    キャピュレット家のパーティで二人が初めて出会う、
    あのシーンを現代に再現。
    エネルギーとインパクト有る曲調、それがラプソディー風に変わりカオスになる。
    R・バーンスタインの冴え!

      http://www.youtube.com/watch?v=II2uaRmlQNg

  「America 」
    群舞のシーンならこの曲。
    特に最後の1分、素晴らしいクオリティ!

      http://www.youtube.com/watch?v=YhSKk-cvblc

  「Tonight」
    これが歌えるくらい音域が有ったら・・・。
    (相手と英語力は問わない約束)
    本作を代表する名曲!

    残念ながら映像付きでは、これが一番長いみたい(終わりまで2分以上切れてます)

      http://www.youtube.com/watch?v=m7xTvb-FAhQ

    一緒に歌いたい方は

      http://www.youtube.com/watch?v=5_QffCZs-bg

    「Tonight」フルバージョン(但し映像なし~歌は1:25から始まります)

      http://www.youtube.com/watch?v=Txn1jbdW0fI

  「Quintet~Tonight」
    ジェット団、シャーク団、そしてアニタが歌う「決闘」、そこへ被さる
    トニーとマリアの「トゥナイト」、見事な五重奏。
    今迄観たミュージカルで、こんなに背筋がゾクゾクしたシーンはない。
    又、韻の踏み方が巧みなんですよね。
    「ミュージカルで一番印象に残るシーンは」と聞かれたら、「クインテッド」と答えます。

      http://www.youtube.com/watch?v=QpaS2v-r7cE

      
  「Cool」
    「アメリカ」がシャーク団の群舞なら、ジェット団の群舞は「クール」
    閉塞空間での抑圧と爆発。
    「アメリカ」に較べて短いけど、印象は「アメリカ」に負けないくらい、
    アクセントの女性陣が効いてます。
    男性陣だとR・ベーマーよりJ・チャッキリスより、何故かアイス役のT・スミスが気になる。
    そのT・スミスの一番の見せ場。
    (ちなみにN・ウッドもいいのだけれど、T・スミスの恋人役でシルバーブロンドの娘が一番
    好みかも(笑))
   
      http://www.youtube.com/watch?v=wugWGhItaQA

    
   この作品、7分の序曲から一度聞いたら耳から離れない口笛、そして「ジェット・ソング」、
   この流れが超絶と言ってほど好いのですが、余りに長いので割愛しました。
    
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2 コメント

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Unknown (宵乃)
2014-06-20 14:19:49
「ウエスト・サイド物語」は苦手なんですけど、音楽はどれも聴き覚えがあります。
やっぱり多くの方に愛されてる曲で、TVなどから耳に入ってくるんですね。

>韻の踏み方が巧みなんですよね。

ぜんぜん気にした事がなかったです。
多分英語が聞き取れなさすぎて、同じ単語を繰り返してると思ってたかも(笑)
海外のミュージカルを真に楽しむには、音楽や言語を少しは理解できないとダメなのか…。
返信する
Unknown (鉦鼓亭)
2014-06-20 23:41:11
 宵乃さん、こんばんは
 コメントありがとうございます!

「ウエスト・サイド物語」は苦手なんですけど、音楽はどれも聴き覚えがあります>
僕も30年以上前にリバイバルで観た時は、「確かに良いのだろうけど、イマイチ俺には合わない」でしたよ。(笑)
その感想がコロッと変わったのは4年位前に「午前10時の~」で再見してから。
今ではDVDも持ってるくらい大好きです。

5年前、バンクーバー冬季オリンピックでフィギュア・スケートの鈴木明子さんがフリー演技に使用した曲が、この作品の「序曲」でしたね(凄く良い演技だった)。
あれで思い出した人、多かったのかも。
(僕も再見した2番目の要因でした、1番目は世間の評価と自分の感想が乖離してたので確かめたかった)
いた
韻>僕だって初見時は考えもしなかったですよ!
再見した時、tには気付いたけど、L(r)に気付いたのは少し後。
今回、記事にする為、探し出した画像に偶々歌詞が付いてたので、やっとs(x)も認識したんです。(汗)

海外のミュージカルを真に楽しむには、音楽や言語を少しは理解できないとダメなのか…>
それは心配しないで大丈夫ですよ!
宵乃さんに解って僕にピンとこないものなんて幾らでも有るし、その逆も同じくらいなんですよ、きっと。
人の知識なんて偏ってるモノだし、映画は自分の感性に合う合わないで左右されるモノ、何より自分の為に観るものですから肩の力は抜くに限る。(笑)
自分が良ければいいんです!
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