山の頂が記録されるべきものなら、深い谷の底もまた記録されるべきであろう。
硬くなり気味の脳ミソを溶かしてくれそうな作品を探していたら、マミイさんが思い出させてくれました。(笑)
「史上最低の映画」と伝説になってる作品、標準速で観る為にグラスに氷、つまみにスルメを用意。
「死霊の盆踊り」(1965年・米)
何処に在庫が有るのかTUYAYAで検索したのが運の尽き、近くに無かったんですよ、一軒二軒三軒、有名作なのにまるで無い、比較的楽に行ける6軒まで調べてもない、まさか、これを借りに15k先の代官山まで行く気は流石に無いけど、段々、諦めきれなくなって・・・。(笑)
したら5k先の店に有る事を発見、こうなりゃ、意地でも行かずばなるまい、と。
これを映画と言っていいのか、まァ、映画の積りなんだろうけど。(笑)
簡単な設定だけ作って、後は近在のクラブから呼び寄せた8人位の売れないストリッパーに順次躍らせてるだけ。
10分×8で80分、これで一丁上がりの映画です。
この映画の感想は、言ってもしょうもないので有名な格言を立証したとだけ。
「エロの真髄は如何に隠すかにある」
ヒロインのパット・バリンジャー、経費節減の為か、ドサクサに紛れて3番目に「黄金に魅せられた女」で裸踊りしてるのですが、バタフライ一丁で踊ってるより、服を着たまま墓石に縛られた姿のほうが余程エロティック。
途中まで第1ボタンだけを外してたブラウス姿が、いつの間にか第2ボタンまで外れ胸元が開いて(たった一つの気が利いたサービス)、スカートを穿いてる姿の方が悩ましい。
あと、この映画に一つだけ空しい要望が有るとすれば、あそこまで続けたんだから、「夜の女王」のサービスシーンが無いのは出し惜しみでないじゃろか。
「ダメージが大きくて、暫く、立ち直れない」とか「時間を返せ」、「目が腐った」色々、言われてますけど、僕はその積りで観ちゃったので、期待した程のダメージも無く、時間の浪費もハナから折込済みで、実に「反応が面白くない奴」になってしまい、そこが非常に残念でした。
確かに史上最低の映画なのは間違いないと思うのですが、予め構えて観てしまったのが敗因。
因みにお酒は、バーボン3杯、お陰さまで、この後、夕食まで寝てました。
行きの5kは短かったけど、返しにいく5kは10k以上有るような・・・。
※男なら、エロくなくとも多少なりと「目の保養」になるからいいけど、女性は、何を楽しみにしていいのか解からない、苦役の90分、でしょうね。
※僕にとって最高の拷問映画は「アンドレイ・ルブリョフ」(A・タルコフスキー)、ロシア正教の意味もイコンも知らずに観た
お陰で、3時間以上、芸術の拷問に遭ったようなダメージ。
余りのダメージに財布を鑑賞中に落としたのに気付かず、新橋駅から虎ノ門ホールまで走る羽目に。(笑~椅子の下に
落ちてました)
だから、まだ彼の「惑星ソラリス」に手が出ない。
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ここから下ネタ、スルー推奨。(モロに男目線~笑)
大体、このスタッフ「エロ」が解かってない。
ストリップって脱いでく過程がスリリング且つエロティックな訳で、通常、スッポンポン、又はバタフライだけになった所で一旦、終わりなんですよね。
その先は、また別の事なんで・・・。
バタフライってのは、案外エロくないんです。普通の下着、もしくはチョットだけ冒険してる下着のほうがエロいのに、バタフライ姿でいつまでも踊っているから、お客さんの反応がドンドン落ちていく。
折角、何人も裸体を晒してるのに、全て、台無し。
悪評プンプンなのは当たり前です。
S・ローレンが下着姿になっただけなのに「昨日・今日・明日」の方が、余程、エロい。
「エロ」とは、思わせぶりと寸止め、要するに「焦らし」がもたらす想像力。
硬くなり気味の脳ミソを溶かしてくれそうな作品を探していたら、マミイさんが思い出させてくれました。(笑)
「史上最低の映画」と伝説になってる作品、標準速で観る為にグラスに氷、つまみにスルメを用意。
「死霊の盆踊り」(1965年・米)
何処に在庫が有るのかTUYAYAで検索したのが運の尽き、近くに無かったんですよ、一軒二軒三軒、有名作なのにまるで無い、比較的楽に行ける6軒まで調べてもない、まさか、これを借りに15k先の代官山まで行く気は流石に無いけど、段々、諦めきれなくなって・・・。(笑)
したら5k先の店に有る事を発見、こうなりゃ、意地でも行かずばなるまい、と。
これを映画と言っていいのか、まァ、映画の積りなんだろうけど。(笑)
簡単な設定だけ作って、後は近在のクラブから呼び寄せた8人位の売れないストリッパーに順次躍らせてるだけ。
10分×8で80分、これで一丁上がりの映画です。
この映画の感想は、言ってもしょうもないので有名な格言を立証したとだけ。
「エロの真髄は如何に隠すかにある」
ヒロインのパット・バリンジャー、経費節減の為か、ドサクサに紛れて3番目に「黄金に魅せられた女」で裸踊りしてるのですが、バタフライ一丁で踊ってるより、服を着たまま墓石に縛られた姿のほうが余程エロティック。
途中まで第1ボタンだけを外してたブラウス姿が、いつの間にか第2ボタンまで外れ胸元が開いて(たった一つの気が利いたサービス)、スカートを穿いてる姿の方が悩ましい。
あと、この映画に一つだけ空しい要望が有るとすれば、あそこまで続けたんだから、「夜の女王」のサービスシーンが無いのは出し惜しみでないじゃろか。
「ダメージが大きくて、暫く、立ち直れない」とか「時間を返せ」、「目が腐った」色々、言われてますけど、僕はその積りで観ちゃったので、期待した程のダメージも無く、時間の浪費もハナから折込済みで、実に「反応が面白くない奴」になってしまい、そこが非常に残念でした。
確かに史上最低の映画なのは間違いないと思うのですが、予め構えて観てしまったのが敗因。
因みにお酒は、バーボン3杯、お陰さまで、この後、夕食まで寝てました。
行きの5kは短かったけど、返しにいく5kは10k以上有るような・・・。
※男なら、エロくなくとも多少なりと「目の保養」になるからいいけど、女性は、何を楽しみにしていいのか解からない、苦役の90分、でしょうね。
※僕にとって最高の拷問映画は「アンドレイ・ルブリョフ」(A・タルコフスキー)、ロシア正教の意味もイコンも知らずに観た
お陰で、3時間以上、芸術の拷問に遭ったようなダメージ。
余りのダメージに財布を鑑賞中に落としたのに気付かず、新橋駅から虎ノ門ホールまで走る羽目に。(笑~椅子の下に
落ちてました)
だから、まだ彼の「惑星ソラリス」に手が出ない。
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ここから下ネタ、スルー推奨。(モロに男目線~笑)
大体、このスタッフ「エロ」が解かってない。
ストリップって脱いでく過程がスリリング且つエロティックな訳で、通常、スッポンポン、又はバタフライだけになった所で一旦、終わりなんですよね。
その先は、また別の事なんで・・・。
バタフライってのは、案外エロくないんです。普通の下着、もしくはチョットだけ冒険してる下着のほうがエロいのに、バタフライ姿でいつまでも踊っているから、お客さんの反応がドンドン落ちていく。
折角、何人も裸体を晒してるのに、全て、台無し。
悪評プンプンなのは当たり前です。
S・ローレンが下着姿になっただけなのに「昨日・今日・明日」の方が、余程、エロい。
「エロ」とは、思わせぶりと寸止め、要するに「焦らし」がもたらす想像力。