夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 第五福竜丸 *

2008-12-22 20:24:47 | つれづれ
都立夢の島公園は、ゴミの埋め立て処理場に整備された、面積43㌶の総合公園です。「夢の島熱帯植物館」・「BumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館」・「東京夢の島マリーナ」・「都立第五福竜丸展示館」・「陸上競技場」・「多目的コロシアム」・「バーベキュー広場」などが有ります。

「都立第五福竜丸展示館」

昭和29年焼津のマグロ漁船「第五福竜丸」(140トン)がビキニ環礁で、アメリカの水爆実験によって、23人の乗組員が被爆しました。被爆後改造されて東京水産大の練習船になりましたが、老朽化して廃棄されてたのを、核兵器の恐ろしさを後世に伝える貴重な木造船として、資料や写真と共に展示館に保存されています。

     
「第五福竜丸」が保存されている展示館の前が、マリーナーでたくさんのヨットが繋留されています。価格はよく判りませんが、中には1000万円は超えるだろうと思える豪華な船も有ります。昭和22年アメリカの占領下で作られた木造船(当時は鉄で船を造るのが禁じられていた。)が、遠洋漁業に行き水爆実験の「死の灰」を浴びたことは、時代の風化と共に忘れられて行ってしまうのでしょうか!!

          

被爆後亡くなった「久保山愛吉」さんの碑  「 原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい 久保山愛吉 」 
此の碑の近くに、「第五福竜丸」のエンジンが展示されています。屋根は有りますが潮風にさらされて、傷みが激しくなっています。私もそうですが「暗い過去には蓋を閉じて行きたい」との心理が有ります。でも、そむけてはならない過去も有るのだと思い知らされました。被爆国に住む身にとっては、核の断絶を訴えて行かなければなりません。

この日、ついでの気持ちで立ち寄った展示館。入館は無料で、説明をしてくださるボランティアの方もいらっしゃいました。多くの方が訪れて欲しいと思います。
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