夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 八月の読書 *

2022-08-31 16:01:22 | 読書

     

八月も今日が最後

テレビ番組も、何処をつけてもお笑い芸人ばかり

お笑い番組が悪いわけではないけれど、私は苦手(バスの乗り継ぎ旅や、食べ歩き・クイズ番組迄進出)

クイズ番組に出るなら、奇をてらうのではなく、もうちょっと勉強して来いヤ~と、言いたい。

(カズレーザは別格。認めています。)

で、高校野球応援のかたわら、読書三昧でした。手当たり次第に13冊読みました。

中でも、今年2月54歳で急逝された「西村賢太」さんを三冊読みました。

「二度はゆけぬ町の地図」「無銭横町」「雨滴は続く」

幼少期は裕福な家庭でしたが、父親の性犯罪で家族が崩壊し

中学卒業後、15歳から日雇い仕事などをしながら一人で生活を立てています。

それを、本にしました。私小説です。従ってどの作品も似通っています。

短編なのでどの作品もすぐ読めますが、むやみに難しい漢字表現で、読み方が解らない、したがって意味も解らない

憶測で読み解いていきました。

毎日追われるような生活の中で書いた小説「苦役列車」で芥川賞を受賞。

(賞を取るってことは凄いことですね。本は売れるし印税が入ってくる。貧乏に喘いでいた作者が一気に大金をつかみました。)

「雨滴は続く」は、彼が無くなったことにより未完の作品、遺作となりました。

苦労の末に、やっとつかみ取った栄光と生活の保障

これからという時の突然の死、西村賢太氏のご冥福をお祈りします。

 

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