戦後７４年 今年も武道館に於いて「全国戦没者追悼式」が挙行されました。
憲法九条の改革を唱えている「安倍首相の式辞」には、広島や長崎の「原爆の日」に語った言葉
同様に白々しさや胡散臭さを感じます。
終戦の折3歳で田舎育ちだった私には、戦争の思い出はありません。
農家だったので、食べるものにもさほど困った思いもありません。
因みに、同い年の主人は母親のお腹にいる時に、父親が戦死。
父親の顔を見ずに育っています。母親の弟も戦死して母親の実家を継ぐ人が居なくなったので
母親と実家の姓に戻り、祖父母の養子となりました。
従って、戦災遺児としての国の支援を受けられませんでした。
祖父と母が相次いで亡くなったので、祖母と二人っきりで苦労をしたそうです。
何も考えないでのんびり育った私は、残り少ない人生を迎えるにあたって
だんだんきな臭さを帯びてくる日本の行く末を案じています。
子供や孫たちの身に、二度と悲惨な戦争が起こらないように祈るのみです。
憲法九条は絶対守らねばなりません！！
