
4月も半ばを過ぎ、わが小屋(しょうおく)にも花が咲きそろってきた。
上の写真はナニワイバラ。もう20年以上も今の時季、この場所に咲き続けている。
枝が伸びて、これまで何回も刈り込んできているのに、数は減っても花は咲く。
ただ、花の命は短い。毎日次々に咲いても、ニ、三日で順次散ってしまう。
散る潔さは桜の花以上かもしれない。
道に落ちるナニワイバラの花びらを掃除するのが、今はたいへんである。 (家内が)
庭の花壇。
チューリップは黄色と赤が散っていまい、少し遅れて咲いたオレンジ色がまだ残っている。
カモミールも咲きそろってきた。
香りがいいので、花の部分を摘んで網の袋に入れ、お風呂に入れている。
庭のすみにはスズランが咲き始めた。
スズランはいつもすみっこに咲き、下を向いている。
なぜかひかえめな花である。
でも愛らしさはどの花にも負けない。清潔感も他の追随をゆるさない。
ヘタに自己主張をしなくても、見る人は見てくれているのです。
花の本格的な季節が始まった。