今回の「名言・佳言ピックアップ」は、相田みつを のことば(詩)をとりあげます。
雨の日には 雨の中を
風の日には 風の中を みつを
「なんだい、いまさら相田みつをかい」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしが相田みつを(の詩)を知ったのは、もうかなり前のことです。
30年近くも経つでしょうか。まだ 相田みつを が世に広く知られる前のことでした。
たまたま上の写真の本(冊子といったほうがいいかもしれません)を手に入れ、この「雨の日には・・・」のほか数々の詩を知り、大変慰められ、励まされました。
長い人生には、さまざまなことがあるものです。 時には会社に行きたくないことも、わたしにはありました。
そんな時、この「雨の日には・・・」の詩に、どれだけ励まされたことでしょう。
この本は、米田典夫という方の尽力で、出版に結びついたようです。
相田みつをが世に出る一つのきっかけになったかもしれません。
いまは手に入らないでしょうが、ご参考までに奥付を記しておきます。
昭和55年7月25日 初版
昭和57年3月1日 第5版 (わたしが持っているのがこれです)
著作者 相田みつを
発行者 米田建築株式会社(兵庫県川西市)
代表取締役 米田典夫
企画制作 株式会社JDC出版部
カメラ 千葉千
https://www.youtube.com/watch?v=X_gmFLPrCrQ
↑ ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」ピアノ版。(You tube)
ピアノはジャック・フェヴリエ。緩急、強弱をつけすぎない素直な演奏で、
曲の美しさをよく引き出しています。