自然と遊ぶブログ

ゆっくり登ろう!~自転車・テレマーク・登山の記録~

青森3時間雪上エンデューロ

2013-02-27 | 自転車レース・イベント
先週の日曜日はくまおさんと雪中エンデューロ3時間爆走。記念すべき第一回大会はやはり雪上ではなく、雪中エンデューロであった。

6時にくまおさんに迎えに来てもらい、会場である青森競輪場へ出発。
夜の積雪は15センチくらいだったかな?出発のときは小雪が舞う程度で星空が見えていた。
嵐を予想していたので、これは上々の滑り出し。

1時間半ほどで会場に到着。到着した時も天気はボチボチよかった。 「こんな天気やったら楽勝やん」って思ってたよその時は。。。

↓荷物を下ろすのを待っていたかのように猛吹雪襲来!

猛吹雪に3時間耐えられるピットを設営しなければ!!

会場は競輪場の駐車場なので、ピットと言ってもSUGOのような建物はなく、参加チームが各々テントを持ち込んで設営しなければならない。
うちのチーム(と言っても2人だが)のピットは、くまおさんが秘策を用意してくれた。

それがこれ! 「くまおハウス」 with 風に飛ばされないように必死に押さえるオーナー。

持ってきてもらって言うのもなんやけど、「大丈夫か?」って思った。ペグ刺さんないし、風で飛ばされそうになるし。

で、試しにおっさん2人で入ってみた。

↓「ここから外の様子を見ることができる」と胸を張るオーナー

やっぱりおっさん2人で入るのは違和感あるけど、レースが始まってしまえば1人が走って、残る1人がくまおハウスを利用することになるので了とする。

くまおハウスの設営も完了したので、暴風雪で前が見えない中、コースを試走してみることにしたのに、
大会開催の可否を決めかねる主催者から危ないから試走はやめておけと言われる始末

↓ 「俺は走りたいんだ~開催しろ!!」と叫んだとか叫ばなかったとか。


↓そしてピットに戻ると「くまおハウス」が!! 

自動復元する打たれ強さがくまおハウスの特徴。

タイムスケジュールも押しまくったけど、結局3時間フルで開催することに。正直2時間とかに短縮しないかな~って思ってたけどね。
まずはチーム代表1名のタイムトライアルでスタートの順位を決める。
ここはくまお監督の采配でTTをくまおさん、本戦スタートを僕が務めることに決定。

↓15秒ごとにスタート。くまお監督もGOGO!

そして5人ほど抜いて帰ってきた。結果は20チーム中4位!!監督やるなぁ。

いよいよスタート。集計に手間取った上に、4位のはずなのに何故か6番目に並ばされる。
しかもスタートはルマン式じゃなかったの?普通に自転車に跨ってスタートしたんですけど。。。まぁいいや。

青森県のカタチをしたコースは全長1キロ。両サイドは肩の高さほどの雪壁なので吹雪でもコースを見失うことはなかった。
路面はスタート前に積もった雪を除雪したローダーが通った跡だけが踏み固められており、道の真ん中とコーナーは基本的にモサモサ。

くまおさんから「危険やから交換した方がいい」と忠告された古タイヤはグリップせずにフラフラやけど、
周回を重ねるごとにMTBで雪道を走るコツがわかって楽しくなってきた。2~3週ごとにくまおさんと交代しながら周回を重ねる。

くまおさんも僕もMTB素人にしてはいいペースで走れていたようで、1時間経過時点では総合トップ争いをしていた(らしい)。

でも、ピット作業(選手交代)には少々難あり。。。

メットのアゴ紐を締め忘れていたり、お茶飲んでたり、おにぎり食べてたり、なぜか豚汁渡されたり、写真撮っちゃったりして

1チーム4人までOKなので、優勝を狙うには4人で回すのが一番いいのだろうけど、2人でエンデューロってのもこの天候ならアリなのかも。
3人以上だと自分の順番が回ってくる前にカラダが冷えてしまうけど、
2人だとそうなる前に「もう走らなアカンのかい!」ってなるので寒さを感じる暇はなかった。
実際あれだけ大騒ぎしたくまおハウスはスタートしてから一度も使わなかったし

何度か激しく頭から雪壁に衝突したりクラッシュしたりしたけど、それも雪上MTBレースの醍醐味なのだろう。
くまおさんににラスト3周連続で走ってもらい、そこで大団円。

↓吹雪の中ゴール。

大活躍のくまお監督はゴール直後(前から?)両脚が攣って悶絶。お疲れさまでした!楽しかったですねぇ。

そして結果は、クラス別(ノーマルタイヤ幅制限なし)優勝!!
この大会はバックにK輪がついているので副産物(副賞ともいう)として商品券10,000円ゲット。
今年初レースで幸先の良いスタートが切れた。夏のMTBレースにも出てみようと思う。

それから自己申告の抽選会(?)でタンブラーもゲット!

↓箱から出してビビった。K輪ね。


家路を急ぐも高速は暴風雪のため全面通行止め。鉄道、飛行機も軒並みダメになるほど、数年に一度の荒天だった様子。
そんなコンディションでの3時間耐久レース。
最初は「罰ゲームか?」と思ったけど走っていると楽しくなってきて3時間はあっという間に過ぎてしまった。
これ以上悪い天気もないやろうし、メンバーを募って来年は総合優勝を狙おう!

一緒に走った皆さん、主催者の皆さん、そしてなによりくまおさんありがとうございました。