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自然と遊ぶブログ

ゆっくり登ろう!~自転車・テレマーク・登山の記録~

八甲田BC8 高田大岳訓練登山

2011-04-23 | 滑雪
午後から天気が崩れる予報だったので、早朝から八甲田高田大岳に訓練登山に行ってきました。

テン泊の装備を背負って登ることと、

今までスキーブーツに10本爪アイゼンを組み合わせたことがなかったので、アイゼン登行の訓練です。

60リットルのザックに、テント一式+水3リットル等々、とにかく詰め込んで出発です。



7時 谷地温泉

マトリクスはスノーシューが装着できないので、

アイゼンが必要になる斜面までは先行者のトレースをツボ足で登るつもりだったのですが、、、

数日前の降雪でトレースなし  先行者が来るのを待とうかと姑息なことを考えたりしましたけど。

今日の目的は訓練登山なので、、、ツボ足ザラメラッセル開始です

装備も重いので、足が沈む沈む。 重たい膝ラッセルに汗ダラダラかきながら登りました。

7時50分 974を右巻きに通過。

974から一旦950mぐらいまで下って、高田大岳に取り付きます。

↓ツボ足ホンマにきつかった。 スノーシューのありがたみを実感。


シールにしてしまえばいいんでしょうが、、、


↓だいぶ登ってきました。 写真中央左に見える台形のコブが974。谷地温泉はその向こう側です。


↓南八甲田の山々もガスの中です。


1200mを過ぎたところで、ようやく斜面も固くしまってきたのでアイゼンを装着しました。

アイゼンを装着したら直登できるようになって、逆に体力的にキツかったですが、ガンガン標高をかせげます。


9時45分 1400mを過ぎた地点でガスも濃くなり、風に煽られるようになってきました。

頂上直下ですが、登頂はあきらめてクライマーズライトを滑ることにします。

滑り出しの写真がないのは、アイゼンを外している時に片スキーを20メートルほど流してしまいまして、、、

運よく止まったからよかったものの、、、これは大反省です。

↓ガスの中から滑り降りて、974に登り返す前に振り返る高田大岳。


標高1000mより下部の斜面は「妖怪足つかみ」に足(スキー)を掴まれて、全く楽しくなかったけど、

11時 谷地温泉到着  雨に降られる前に帰ってこれてよかったです。

↓ 帰りは谷地から酸ヶ湯に抜けて黒石から秋田に戻りました。


半日でしたが、いい訓練になりました。