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みたび・「ふたご座流星群」今夜がラストチャンスかも??

2009年12月15日 | Weblog
12/14 

ふたご座流星群は 三大流星群のひとつです。

毎年ほぼ一定して、

多くの流星が見られるという点では、

年間最大の流星群と言われています。

条件の良いときに熟練の観測者が観測すると、

1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくありません。

ふたご座流星群は、

12月の上旬から流星が流れ始めると言われています。

12月中旬に入って数が増加しますが、

極大を過ぎると急に流星数が減る傾向にあります。 

極大は諸説あるのですが

、2009年の場合は12月14日9時~16時頃と、

残念ながら日本の昼間にあたります。

ふたご座にある放射点は、

ほぼ一晩中夜空で見えていますので、

夕方から明け方まで流れ星を見るチャンスがあります。

ただし、夕方の早い時間帯は放射点が低いので、

本格的に流れるのは、

およそ21時以降となるようです。

深夜の2時頃には、

放射点がほぼ天頂に位置するため、

流れ星が真上から降ってくるように見られます。

 極大を考慮すると、

12月13日深夜~14日明け方や、

14日21時~深夜頃が観察におすすめの時間帯でしょう。

月明かりの影響などは 

極大期は、新月(12月15日)の直前であり、

一晩中月明かりの影響を受けずに観られます。


12月中旬に入って数が増加しますが、

母天体は、

 フェートン(Phaethon ファエトンとも呼ばれる)

という名前の小惑星番号 3200 番の小惑星だと言われています。

つまり、

ふたご座流星群の流れ星の元になる塵(ダスト)の由来が、

この小惑星であることになり、

非常に古くには彗星として塵を放出していて、

その後彗星活動を停止して小惑星になったとも推測されています。

しかし、

まだその確証はとれていないのが現状です。 

このため、

今観測されている流星のもとの塵が放出された時期がわからず、

ダスト・トレイルによる流星群の予報などは、

まだ行われていません。

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