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「人気のセ、実力のパ」は本当なの?

2013年06月01日 | オヤジのひとり言

「人気のセ、実力のパ」は本当!?

前半戦を終えて対戦成績は…

 プロ野球セ・パ交流戦は29日に前半戦を終了。

所属リーグとは別の6チームと2試合ずつ対戦、

その対戦成績をリーグ別に見ると、

セ・リーグが28勝、
パ・リーグ40勝と、パ・リーグが大きくリード。

29日の時点での交流戦順位も1位楽天、2位ロッテ、3位オリックス、4位ソフトバンクと、パが上位を独占。

5位はセの広島だが、6位には日本ハムと西武が同率で並び、パがセを圧倒する状況。
 
昨年まで過去8年間の対戦成績は、パの653勝に対し、

セは600勝(引き分け43)で、

優勝チームも05、06年ロッテ、07年日本ハム、08、09年ソフトバンク、

10年オリックス、11年ソフトバンクと、

昨年、巨人がセ・リーグ所属チームとして初優勝するまでパ・リーグ所属チームが独占。

今年もここまでは「交流戦=パ・リーグ優勢」という図式通りの展開。
 
交流戦がスタートしたのは2005年、

それ以前に「人気のセ、実力のパ」という言葉を聞いたことがある。

全国放送のテレビ中継が巨人戦ばかりだった時代、

プロ野球は巨人を中心に発展し、

昭和40年代には「巨人・大鵬・卵焼き」なる言葉も生まれたほど。

巨人を中心にセ・リーグに人気が集中していたころのことだ。

ちなみに昨年の観客動員数(交流戦を含む)でも、

セの総観客数1179万536人に対し、

パの総観客数は957万9690人。

現在でも人気面ではセが優勢だが「実力のパ」は事実だったのか?
 
交流戦以外で両リーグの対戦と言えば、

オールスターゲームと日本シリーズ。

人気プレーヤーが集うオールスターが初開催されたのは1951年で、

通算成績をみると、パ78勝、セ73勝(引き分け9)と、

確かにパ優勢だが、それほど大きな差はない。

一方、両リーグの優勝チームが激突する日本シリーズは、

セ所属球団の日本一が35回、パ球団が勝ったのは28回セがリード。

「実力のパ」は、数字的な根拠があったというより、

むしろ「人気のセ」の対句としての言葉だったようです。
 
しかし、交流戦がスタートし、

両リーグの対戦成績が「実力のパ」の数字的根拠になりつつある。

ただ、各チーム6試合ずつ対戦した最初の2年間は、

05年がパ105勝、セ104勝(引き分け7)、06年もパ108勝、セ107勝(引き分け1)と互角。

ソフトバンクが優勝した09年はパ67勝、セ70勝(引き分け)とセが優勢だった年もある。

実は昨年までのパの貯金「53」のうち、

44勝は10、11年の2年間でつくられたもの。

まだ数字的根拠としては??。
 
こんなデータもある。交流戦Vチームがそのまま日本一になったのは

05年ロッテ、11年ソフトバンク、12年巨人と8回中3チームだけ。

確率としては37・7%だが、

交流戦の勝利数で上回ったリーグから日本一のチームが出たのは、

07年の中日を除いて8回中7回で、

確率87・5%。現時点ではパ・リーグに12勝のアドバンテージがあり、

このペースでいくと「今年の日本一はパから」ということになる可能性は高いが、

さて後半戦はいかに…?

俺は我阪神タイガースが28年ぶりに・・

日本一になると信じているけどね。??

 

 

 


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