オヤジのひとり言

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物の怪に取り憑かれたら

2012年12月27日 | オヤジのひとり言

12/27

・京に伝わる魔界伝説

 

物の怪の調伏

恐ろしい物の怪に取り憑かれたら、どうしたらよいのでしょう。

基本的に物の怪を殺すことは出来ない。

物の怪を追い払うか、

鎮めるか、

或いは物の怪に納得してもらうかだけです。

平安時代中期に書かれた

『 栄花物語 』12巻「たまのむらぎく」

物の怪に対峙した詳しい記述があります。

 宇治の平等院を建立した藤原頼通がまだ若いころ、

病気になった、

だがその原因をいきなり物の怪の仕業とは判明していない、

頼通は幼い時から「 風 」の病があったと言う事で、

最初は薬草などを服し、養生している。

もちろん併せて病気平癒の読経も欠かさない。

それでも平癒しないなら、

陰陽師に占わせている。

神の怒りや悪霊の仕業なら御祭りや御祓いをし、

物の怪の所業ならば御修法をするのですが、

ここでは、先に御祭りや御祓いをしている。

それでも快方に向かわないので、

「しょうがない」と言って父親の道長が、

僧侶を呼んで物の怪対策の五壇の御修法を始める。

 「 しょうがない 」という道長の心境は、

どのようなものだったのでしょう

おそらく、悪霊や呪詛などが原因なら、

頼通自身に失点は少なく、

政敵が陥れようとしている点で被害者となる。

それに対して、

物の怪が原因と云うことになれば、

頼通が恨まれるようなつれない事をしていると言う事になり、

加害者的要素が出てくる。

父親として

自分の息子はいったいどんな女性と関係を持っているのか不安になるというもの。

自分が罠にはめて蹴落とした政敵や、

弄んだ女性などが、

物の怪となって自分自身やその縁者に取り憑くという考え方が当時は普通にあった。

 御修法とは、

護摩壇を設けて加持祈祷を行うことで、

護摩とは、

本尊の前で護摩木を燃やして、

その火の力によって悪霊などを退散させる法のことです。

この場合は、

5つの壇を設けたので、

おそらく中央の壇に不動明王

南に軍荼利明王、

北に金剛夜叉明王

東に降三世明王

西に大威徳明王をそれぞれに祀ったと考えられます。

明王は恐ろしい形相の上

様々な武器を持っていて、

いかにも悪者を追い出してくれそうです。

この呪法を何日も繰り返すと、

様々な物の怪が姿を現し、

わいわいがやがやと勝手に様々なことを言う。

その中にはいつも道長に取り憑いている物の怪も登場する。

しかし、頼通を苦しめている真犯人の物の怪はいない。

 さらに 加持祈祷を続けると、

今度は、貴船明神が現れる。

道長は「 道通は女人に対して薄情な人間ではないか゛?」と・不思議がる。

これには理由がありました。

実は、頼通には「 隆姫 」という最愛の妻がありながら、

三条天皇の娘との縁談にも色気を示していた。

この縁談の噂を聞いた「 隆姫 」の乳母たちが

なんと「 隆姫 」に同情して、

貴船明神に報告に行ったからなのだと言われているのです。

 

今回はここまで・・    

続きは次回に・・ 

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