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千年の古都のタイムトンネル
京都の歴史 その565
史実によれば・・
江戸時代の一番人気は「 梅宮神社 」
江戸時代中頃の京都で一般庶民の安産祈願といえば、
現在右京区梅津にある
梅宮神社が最も信仰を集めていたようです。
『 都名所図会 』によると、
梅宮神社の境内の砂を持ち帰って、
妊婦の腹帯に挟んだようで、
さらに遡って江戸時代初期には、
梅宮大社や壬生寺の境内の砂を持ち帰り、
なかなか皇子に恵まれなかった
檀林皇后が梅宮大社に祈願して無事懐妊し、
梅宮神社の砂の上に
後の 仁明天皇を生み落としたという故事にならい、
出産の神さんとして人々の信仰を集めたようですよ。
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)
梅の名所として有名な梅宮大社。
そしてここは酒造、子授け・安産にご利益があることでも有名です。
今回は、梅宮大社についてご紹介します。
■梅宮大社
今からおよそ1300年前に橘氏の祖・ 橘諸兄(もろえ)公の母・県犬養三千代(あがたのいぬかいみちよ)が、 山城国相楽郡井出庄(やましろのくにそうらくぐんいでのしょう :現京都府南部の井出町付近)に一族の氏神としておまつりした神社です。 その後、平安時代に檀林皇后によって現在の場所に移されたといわれています。 梅宮大社では 大山祗神(おおやまずみのかみ)、 瓊々杵尊(ににぎのみこと)、 彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)、 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の 4柱をご祭神としておまつりしています。 大山祗神は日本で唯一の酒造の神様といわれ、 日本書紀では娘の木花咲耶姫命が彦火々出見尊を無事に出産したことを喜び、 お米からお酒をつくって孫の誕生を祝ったと記されています。 大山祗神が日本で初めてお酒をつくったと伝わることから 酒造の神としておまつりされ、 酒造関係の方からの信仰が篤く、 境内には大きな酒樽が奉納されています。 毎年2月11日には酒造業の安全繁栄を祈願して、 甘酒祭(9:30~16:30)が行われています。 |
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■安産・子授けのご利益
、安産・子授け祈願に訪れる参拝客も絶えません。 ご祭神の1柱である木花咲耶姫命は、 一夜にしてご懐妊されたといわれており、 身の潔白をはらすために産屋に火をつけ、 燃えさかる炎の中で無事に彦火々出見尊をご出産されたことから、 授子の神(血脈相続の神)としておまつりされました。 嵯峨天皇の皇后である檀林皇后は子宝に恵まれず、 梅宮大社に子授け祈願に訪れたところ、 見事ご懐妊され、後の仁明天皇をご出産されて以来、 天皇家からも篤く信仰されています。 もともと世代相続の男児に恵まれたいと参拝に訪れる人が多かったのですが、 いつしか男女を問わず子授け・安産にご利益のある神社として広く知られるようになりました。 3月の第一日曜日には、 安産・授子を祈願する梅産(うめうめ)祭(9:30~16:30)が行われ、 梅ジュースの無料接待などもあります。 |
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■またげ石
この石をまたいでご懐妊されたといい伝えられています。 以来、この石をまたぐと子どもを授かることができるといわれ、 授子を願う夫婦がよく訪れています。 |
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■京都で一番古い梅の名所
そして実は薬として重宝されていたことから、 桜より梅の花を人々は愛でていたそうです。 ご祭神の1柱である木花咲耶姫命の 「このはな」とは梅の花をさすことから 、境内にはたくさんの梅の木が植えられ、 現在、40種類550本以上の梅の木があり、 2月中旬から3月中旬まで梅の花を楽しむことができます。 またご利益として子授けの「産(うめ)」と「梅(うめ)」とが掛けられ、 梅宮大社のご神花は梅となっています。 境内の神苑では梅の木以外にも、四季の花々を鑑賞することができます。 |
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子授け・安産のご利益を授かりたい方、そして美しい梅の花の観賞を楽しみたい方はぜひ、梅宮大社を訪れてみてはいかがでしょうか。 |
アクセス | 市バス「梅ノ宮神宮前」下車 徒歩約3分 |
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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