遠方から友が来たので、
久しぶりに洛北貴船で川床料理
床で呑るのは・
やっぱ・冷酒でしょう。
街は30度を超す猛暑だが、
川風は寒いくらいでした。
緑がいっぱい・せせらぎに耳を傾け
小鳥のさえずりを聴きながら・・
伏見の酒もいいけど、この場は淡麗辛口の「○の○梅」新潟の酒です。
上品できめが細かい味。
その新潟の酒のひみつとは?
もちろん 水どころ 新潟の米と、いい水にあるようですが、
全国各地に酒どころは多々あるが
新潟人のプライドの高さ??
いい酒造りのため酒業者のプライドの高さがそうさせたのか。
日本各地の酒は「桶買い」という習慣が、
つまりは灘や伏見にある有名酒造が、地方の弱小業者から、
原酒を桶ごと買い取ってこれらをブレンドして、(宇治茶にもいえる・・?)
自社銘柄の酒として派手なコマーシャルと共に売っているのです。
ところが新潟の場合は「桶買い」を嫌い、
地元で売り続ける努力を惜しまない。
無理して儲けようという気がなく、
それよりもいい酒を地元の人に飲んでもらいたいという気持ちが強かったようです。
こうして地元の人の舌に応えようとして、
新潟の酒は洗練されていったようです。
勿論?
新潟人が日本一の酒飲みだと言う事も・・
酒造りには欠かせない要素、
いい酒を求められるからいい酒を造り、
益々新潟人は のんべえ になる。
この のんべえの舌に応える為、
いい酒が生まれるという循環が働いたのだと、
新潟転勤単身赴任経験者の、
のんべえの知人がのたまってました。
最後の方は・もう呂律が回ってなかったような・・・
俺もだったけどね?
?????
気がつけば・・しずかに静かに京の夜は更けていきました・・