リクルート創業者江副さん死去
リクルートを創業し、
新しい情報ビジネスを広げたが、
政官財に未公開株を配って「リクルート事件」の主役ともなった
江副さんが、東京都内で死去。
76歳だった。
東京大学在学中にアルバイトとして、
学生新聞で広告取りを始め、
1960年の卒業時に「大学新聞広告社」を起こし。
集まった求人情報を利用して
「企業への招待」を発刊。
のちのリクルート変更、
仕事や結婚、住まいまで幅広い情報を手がける「リクルート」。
起業家として名をはせたが、
一転、「リクルート事件」で被告席に。
波乱万丈の激しい人生
時代の風雲児。
立志伝中の人物。
あふれる冒険心が生み出した新しい時代の産物。
いまもその会社は健在という意味でも、功績は大きい
社長・会長として25年間にわたり経営を指揮。
日本経済の高度成長とともに事業を拡大。
新聞の報道で表面化したあの「リクルート事件」、
有力政治家、官僚、企業経営者らに、
値上がりが確実視された会社の未公開株を渡していたことが判明。
ロッキード事件と並ぶ大疑獄事件とされる。
リクルートはバブル崩壊後、
グループの不動産会社(リクルートコスモ)の業績悪化や
ノンバンクの借入金負担に苦しみ。
92年には、起業家としての先輩中内功ダイエー会長を頼って、
自身の保有株を売却したとも。
晩年は、財団法人の「江副育英会」理事長として、
文化の発展や若者たちの育成を支えたという。・・
紙媒体からネット全盛時代への変貌など
に・し・て・も・?・・
一つの時代の終焉を感じますなぁ~
当に高度成長期に突っ走ったカリスマ的実業家でしたねぇ~