オヤジのひとり言

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なぜ??・・こんな夢を見るんだろ??・病気でチョット弱気に成っているのかナァ~

2008年09月11日 | Weblog
あーあっ~
良く寝たなぁ

こんなにぐっすり・・
昼寝をするのって久し振りだナァ

でも余程疲れていたのか?・・

昔の夢を見ました。

其れは信州。

上高地

梓川に架かる河童橋の袂での40年前の出来事です。

その頃俺は憧れの早稲田大学法学部を目指して、

浪人生活

其れも京都予備校の2回生・・
(ここでお知らせ・予備校は1年契約ですから2年目も入学金は取られます。)

みんなは夏季集中講座といって、

夢中に勉強していますが?

コチラは先輩2回生、

だって先生や講師の教えることは毎年同じ、

退屈な事この上ない。

ましてや、

面白がらせて人気を取ろうとする講師の駄洒落まで同じ、

そんな中

友達と気分転換に、

信州方面に旅に出かけたんです。

車は、

金持ちのお坊ちゃまのマイカー、

マツダスポーツクーペ
(当時行く先々で、外車と間違われた程珍しい車でした。)

親には、

夏季集中講座の授業料とテキスト代と言って旅費に、

後は引出しの中

また

本に挟んで隠していたお金、

貯金箱から僅かな小銭まで全財産を持って


一路国道一号線・

大津・草津・鈴鹿峠を越えて三重県へ岐阜を越えれば、

名古屋です。

名神高速道路は滋賀県栗東から小牧まで有ったけど・・

お金が無いからひたすら下道を、

名古屋城の前で屋台の中華そばを食って、

ひたすら国道19号線・多治見・土岐・瑞浪を過ぎれば恵那・

中津川まで来ればもう信州・中津川トンネルを越えて信州飯田・

まさに信州木曾のど真ん中ここでチョット一休み、

ここも廻りは山また山のど真ん中であり、

薄気味が悪いほど静寂です。

奈良井の大蔵と伊織が木陰から現われそうな雰囲気です。

天竜川を右に見たり、橋を渡って左に見たり、

曲がりくねった国道を天竜川に沿って駒ヶ根・

伊那まで来るともう東の空がぼんやり開けかけています。

それにしても夜明け前の霧は走り辛いです。

チョット視界が開けてくると、

国道20号線との分岐点の岡谷市です。

ここの看板は、右の矢印は 東京方面

そして左の矢印は新潟方面。

とっても分かり易いようですが、長野・松本方面は表示が無いんです。

トラック運転手なら走り慣れてるんだろうけど?・・

初めての者はヤッパリ分かり辛い、

当時は当然カーナビも無いし、

(和楽路屋)ワラジヤの道路地図ぐらいしかなかった時代です。

マップルやその他の本も当時は無かったですよ。

その国道19号線だって、

所々は未舗装道路でしたからね。

左に曲がって塩尻峠 暫らくすると松本です。

今は大きな大きなあの有名なスキーバスのメッカ「ドライブイン松本」は

当時まだ有りません。

食事や休憩は、

国道沿いのドライブインか?

運転手相手の「定食屋さん」・

例えば「だるま食堂」とか「松本食堂」

それとも、駅前の「駅前食堂」位しかなかったなぁ~

だって

車も少ないし、その車もバスかトラックが殆どだもんなぁ

松本から国道158号線(通称 野麦街道)を奈川渡りから上高地へ、

当に

信州の写真に出てくる風景そのものです。

前に穂高連峰、

大正池から梓川にかかる河童橋・

左手にはあの有名な上高地帝国ホテル。

体全体で信州を堪能していました。

帝国ホテルのレストランで、

少ない手持資金の中から思いっきり張込んで、

高い高いカレーライスを食ったのを覚えています。

値段は忘れたが、

レストランのメニューの一番上の一番安い奴でしたがねぇ、

でもとっても高かったことだけ今も鮮明に覚えているから、

やっぱり高かったんでしょうねぇ。

駐車場に戻って

(と言っても当時乗用車は殆ど無くて、
地道のヨコのバスプールみたいな所でした。)

上高地へはその後のマイカーブームでバス以外の乗り入れが禁止されましたが、

当時は、

確か、

バスが其れも全部ボンネット型の松本バスや長野交通のバスが2・30台と

後は乗用車が3.4台といったところです。

だから・・・見つけたんです。??

白いミディのレースがついたワンピースにリボンの付いた麦藁帽子。


絵に描いたような・・・高原のお嬢さん。

俺達がめし喰って、

珈琲して車に戻った時、3.4台の乗用車の中に

もう一台の京都ナンバーのブルーバードの家族連れ、??

紛れも無く彼女だったんです。

彼女が後部座席に乗った時、

4.5メートルはなれた俺たちの車に戻った時、

ハッキリと目が合ったんです。

お互い余りにも突然すぎて言葉すら出ない、

其の内彼女のパパ(確か何処かの大学の先生だったナァ)は

発進してしまいました。

呆然と立ちすくむ俺、

友達は「おいっ何が有ったんだ、如何かしたのか?」

「あっっ、いやっべっべつにっ」

「おいっ、行くゾッ」

「分かったすぐ行く」

その後彼女には俺が大学に無事入学したら

絶対告白しようと思ってたんだけどね、

結局予備校3回生で断念・・

苦い思い出だけど、

彼女が高校卒業式の日、

友達にラブレター渡して俺に届けてくれたんだぜ。

大学受験頑張ってね、

応援してるね。

見事合格したら教えてね。

それまでは、

勉強の邪魔になったらいけないので、

連絡しないね。

ホントに連絡してね。

待ってるね。・・

って言ったんだぜ。


そんなことを考えながら~

車の運転中以外は、

助手席でずーとぼーとして居たなぁ~

  

その後友達から聞いたんだけど、

10年程前に彼女と逢ったんだって、横浜で

彼女ね、

某民放局チーフディレクターを経てアナウンサースクールを経営してて、

仕事が忙しかったのか?・

それとも俺の事が有ったのか?・・・

いまだに・・・

昔の名前と一緒で、

シングルなんだって・・・

それが気になる気になる今日この頃でありますが、

秋ってそんな季節ダヨねぇ???・・・

俺がそんなにもてるわけ無いよなぁ~

でも

ヒョットして???

昔の

あの美貌と面影が有っても・・・もう〇〇歳だもんなぁ~

若き日の

思い出として、そっと胸に仕舞って置くか?・・

うん、

其れが好い

でも

夢って何処かで潜在意識が働いているらしいのですが???・・・

秋ってそんな季節ダヨねぇ???・・・

な・ぜ・か?????

解かります・・??

頷いたアナタ・・・オトナですねぇ~