Chocolat cuisine

しょこらが出会った、作った、食べた、
美味しいもの★いろいろ綴ってます。

市販のルーで簡単に、でも味はかなり本格派のビーフカレー。

2011-03-06 20:30:28 | 料理日和(Cuisine)


日本の国民食のひとつでもあるカレーライスはフランス人にも人気で、もちろん彼も大好き。いつも「大盛り♪」で食べてます。
ただフランス人は基本的に辛いものが苦手なので、作る場合は細心の注意が必要なのですが・・・、特に彼の場合。(笑)
私はどちらかというと日本の洋食カレーよりもスパイスをふんだんに使ったインドカレーのほうが以前は好きだったけど、今は自分で作るこの『彼仕様カレー』がとっても気に入ってます。だって美味しいもの。

今日のカレーはお肉以外の野菜はソースにしてしまった、お肉の存在感いっぱいのビーフカレー。しかも、たっぷり入ってます。
特別な材料は揃えなくても、市販のルーと、ごくごく普通の材料だけでも、おウチで本格派に近い、とっても美味しいカレーが出来るんですよ。
それから、やはりカレーは翌日のほうが断然美味しいので、いつも前日に作っておきます。



※分量などはあくまでも目安として下さいね。あとは状況に応じて、そしてお好みで加減して下さい。

(3人分ぐらいかな?)

牛かたまり肉      700gぐらい (大きめに切り、焼く前に下味用調味料をまぶします)
塩・胡椒・カレー粉  各少量 (牛肉下味用)

玉ねぎ      大2個 (粗みじん切りにします)
にんにく     2かけ (すりおろします)
しょうが     大1かけ (すりおろします)

人参       大1本 (すりおろします)
じゃが芋     大1個 (すりおろします) 中なら2個

水        1.2リットルぐらい
ビーフorチキンブイヨンの素など適量
ローリエ     1枚 
カレールー    120g~ (煮込み具合によります)

サラダ油


1) 煮込み鍋にサラダ油とにんにく、しょうがを入れ弱火で炒めます。香りが出たら玉ねぎを加え、甘みを出すようじっくり炒めます。(あめ色にする必要はありません)

2) (1)の鍋に人参、じゃが芋、水、ブイヨン、ローリエを加え、弱火で軽く温めておきます。

3) フライパンにサラダ油をひき、牛肉の表面に強火でしっかりと焼き色をつけます。

4) 3)の肉を(2)の鍋に加え煮立たせ、アクをとったら(1時間~)1時間30分ほど弱火で煮込みます。

5) 肉が十分に軟らかくなったら火を止め、ルーを加えます。ルーが溶けたら再度火をつけて、弱火で軽く煮込みます。 (ルーはあらかじめ刻んでおくと溶けやすいです。)


いろいろ加えなくてもこのままで美味しいと思いますが、あとは各自お好みで味を調えて下さいね。
私はその時のルーの風味によって、牛乳や蜂蜜を少し加えて円やかさを補ったりしますが、あとは特に加えたりしないです。
以前は隠し味的にいろいろ加えたりしたけど、ルー自体が完成品なので、あまり弄らないほうが美味しいんじゃないかな~と私は思うんです。


牛肉は、「カレー用」というものを購入してもいいし、バラやすねの部位が煮込みに向いています。
ちなみに私が使っている部位は横隔膜。焼肉屋で「ハラミ」「サガリ」と呼ばれている部分で、赤身だけど内臓扱いなんですよ。焼肉だけでなく、煮込んでも美味しいの。


彼仕様のカレーは、甘口のルーのみか、甘口と中辛を半々で加えています。このカレーにはちょっとマイルドな味が合うかな~と思います。もちろんお好みですが。
ちなみに、ルーは中国製造のハウスバーモンドカレーを使っています^^


カレーを温めなおす時や、ちょっと煮詰まって水分を足したい時は牛乳を加えると、風味を損ねず美味しいです。




私がいつも使っているのは中国製造のクノールの(半凝固状?)ブイヨン。牛・豚・鶏とあります。
パッケージのイメージ写真は中華料理だけど、煮込み系の洋食に普通に使える味。しかも美味しい。
今日のカレーには、ビーフとチキンを少しずつ入れてます。



【予告】次回のカレー(いつかは未定ですが)は、お肉と野菜がごろっと入ったポークカレーです♪



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