救いようがないとはこのことでしょうか。
つくば市の回らない風車が破損して落下したそうです。
青山高原の例もあったので考えられないことではなかったのでしょうが、青山高原とつくば市では風車にかかる負荷は桁違いなので「なぜ?」というのが正直なところです。
現在、つくば市とコンサルティングを担当した早稲田大学が裁判で泥仕合の最中ですが、風車製造メーカーの瑕疵も問われることになるのでしょう。
小学校に設置してある風車ということで、けが人が無かったのが不幸中の幸いです。
回らない風車を放置しておくのも悲しいことなので、どこか風の吹く場所へ移設して欲しいと思っていましたが、安全上それも無理ということなりそうです。
つくば市の回らない風車事件については、過去30回ほどエントリーを書いています。時々ふと、もし自分がつくば市の担当職員だったらこの事件を未然に防げたかと自問します。
6年間風車に関わった今なら風の吹かない所に風車を建てるなどということは仮に組織の中で孤立しても阻止しようとするでしょう。しかし、風力発電のことを何も知らなかった6年前だったとしたら・・・
きっとコンサル丸投げで同じような結果を招いていたでしょう。
こうして考えると自分は、幸運にも真面目なコンサル、風車メーカー、保守会社に恵まれて何とかそこそこの結果を残せているにすぎないと感じます。
このまま幸運を味方にし続けられるように自分にできることは、仕事に地道に取り組むということだけですね。関係者の皆さんには今後も懲りずにお付き合いいただきたいと思います。
(追記)
写真を見る限り青山高原とつくば市では風車の壊れ方がまったく違っているようです。
つくば市の回らない風車が破損して落下したそうです。
青山高原の例もあったので考えられないことではなかったのでしょうが、青山高原とつくば市では風車にかかる負荷は桁違いなので「なぜ?」というのが正直なところです。
現在、つくば市とコンサルティングを担当した早稲田大学が裁判で泥仕合の最中ですが、風車製造メーカーの瑕疵も問われることになるのでしょう。
小学校に設置してある風車ということで、けが人が無かったのが不幸中の幸いです。
回らない風車を放置しておくのも悲しいことなので、どこか風の吹く場所へ移設して欲しいと思っていましたが、安全上それも無理ということなりそうです。
つくば市の回らない風車事件については、過去30回ほどエントリーを書いています。時々ふと、もし自分がつくば市の担当職員だったらこの事件を未然に防げたかと自問します。
6年間風車に関わった今なら風の吹かない所に風車を建てるなどということは仮に組織の中で孤立しても阻止しようとするでしょう。しかし、風力発電のことを何も知らなかった6年前だったとしたら・・・
きっとコンサル丸投げで同じような結果を招いていたでしょう。
こうして考えると自分は、幸運にも真面目なコンサル、風車メーカー、保守会社に恵まれて何とかそこそこの結果を残せているにすぎないと感じます。
このまま幸運を味方にし続けられるように自分にできることは、仕事に地道に取り組むということだけですね。関係者の皆さんには今後も懲りずにお付き合いいただきたいと思います。
(追記)
写真を見る限り青山高原とつくば市では風車の壊れ方がまったく違っているようです。
>幸運にも真面目なコンサル、風車
>メーカー、保守会社に恵まれて結
>果を残せている
>このまま幸運を味方にし続けられ
>るように
実は、最新のネットワーク理論では
運や縁は、意思によって変えられる
という、やや奇想天外なことが正統
派経済理論からでてきます。
良い人脈は良いご縁を広げ、それが
成功確率を増す、あるいは、失敗の
危機を回避する・・・という連鎖に
なるというのです。
やや眉唾風ですが、確かにそうかも
しれません。
セレンディピティ(運命の女神)は
準備された心に降りるというのも、
実は同じことなのかもしれません。
西口さんの本です。ちょっと自慢話
が鼻につきますが、行政改革にも、
非常に面白い視点が含まれています。
大分県関係機関で孤軍奮闘する方か
らの紹介で読んでみました。なかな
か参考になるところの多い本です。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/dotpc0704.html
2年間、風車のことに携わった者として、最初の頃の自らを顧みて、『何も知らないこと』の恐ろしさを感じております。また、変な役人根性を持ってこの仕事をしていたら、コンサルに丸投げをしていたとおもいます、絶対に!
結果的に風車建設は断念しましたが、私は正しい選択をしたと思います。心のどこかでは『立てたい』という気持ちを持っていましたが、やはりやらなくて良かったと思います。風車は回っていたほうがよいですからね。
つくばにしろ草津であれ、この一言だけは言いたいですね(2年間分かったことであり、小生の持論でもあるのですが)。
「風車は悪くない、風車に関わった人間たちの責任である。風車を愛すれば愛するほど、その関わった『ヒト』がしっかりとやらなくてはならない。」
たけさん、ほんと風車に罪はありません。風の吹かない所に建てられた風車は本当に哀れです。しっかりしろ人間と言いたいですね。
風力発電も地熱発電もなぜ、うまくいかないのか?
それは人間に問題があるからです
風力業界固有の問題だと思っていましたが、どうもバイオマスも地熱も、太陽光も燃料電池も、関わる人間に大きな問題があるようですね
しかし、その当たり前のことができていないことが問題です。
これは、新エネに限ったことではありませんね。国政から地方自治まですべての場面で問題があるのは人間です。