環境省が22年再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査
の結果を公表しました。概要版のようですが今後、報告
書本文が公開されるようです。
単なるエネルギーの賦存量評価ではなく、土地利用の
可能性や経済性などを織り込んでシナリオを作り評価
しているそうです。
その結果、風力発電の可能性が高く評価されたようで
すが、現段階では当然の結果でしょう。
送電線網をしっかり整備することが条件ですが、東北、
北海道の風力ポテンシャルは相当のものです。
シナリオによって原発7~40基分と結果に差があるよ
うので、報告書が公表されたら読んでみたいと思います。
の結果を公表しました。概要版のようですが今後、報告
書本文が公開されるようです。
単なるエネルギーの賦存量評価ではなく、土地利用の
可能性や経済性などを織り込んでシナリオを作り評価
しているそうです。
その結果、風力発電の可能性が高く評価されたようで
すが、現段階では当然の結果でしょう。
送電線網をしっかり整備することが条件ですが、東北、
北海道の風力ポテンシャルは相当のものです。
シナリオによって原発7~40基分と結果に差があるよ
うので、報告書が公表されたら読んでみたいと思います。
ネットサーフィンをしていて偶然このブログを見つけました。もしよければ質問に答えてもらえないでしょうか。
今私は某大学4年生で就職活動をしているものです。現在は東日本大震災の影響もありで、なかなか思うように企業の選考が進んでいません。希望する業界は卸です。またはメーカー。
現在、福島原発の問題もあり今後の日本、さらに世界のエネルギー事業は大きな転換期に差しかかっていると思います。
そこで風力発電業界での雇用はこれから大幅に増加していくのか。そしてこの業界に関係する仕事にはどのようなものがあるのか。
ということを知りたいのですが、もしよければ回答お願いします。
世界中で風力発電が急速に普及する中、日本
は完全に取り残された感じです。
ただ、今回の原発事故や来年から導入される
新エネルギーの固定買取制度などが、今後追
い風となり、風力発電が普及する可能性はあ
ります。(国の政策次第です)
風力発電に関係する仕事としては
①風車メーカー(三菱重工、日本製鋼所、富士重工)
②部品メーカー(ベヤリング、発電機等)
③ゼネコン等建設会社
④風車の保守会社
⑤風力発電、エネルギー関係のコンサルタント
⑥風力発電事業者(ユーラスエナジー、Jパワー等)
以上、思いつく範囲で並べてみましたが、部品
メーカーなどは裾野が広いのでもっとありそう
です。
就活はとても厳しいようですが、頑張ってください。
質問の「いしかわまさや」さんは、就職活動中
なのですね。
今、日本では、既に重厚長大の産業は影を薄くして
諸外国からの輸入に依存していると思います。
似たようなことが、電気設備にも影響してまして
同じ規格、同じ性能の設備なら安い物
つまり国産に限らないという事になって
国内の"メーカー"は、組み立て設置会社になっている場合も多いと思います。
また法律なども"規制緩和"を経て、性能を証明できるなら国内基準と同等に取り扱うようになっています。
ところで、水力の水車や火力などのタービンを製造する大型工作機・試験設備を有する重電機器メーカーは、専門の技術者を抱えてそう簡単に生産ライン・技術者を転用することは出来ません。増産も簡単にはいきませんが。
ところが部品調達はほとんど外部、生産ラインは組み立てのみ、設置も技術指導員が現地に赴き関連建設会社の手で行うのなら、トヨタのカンバン方式じゃありませんが、合理的でメーカーの組織も必要に応じて増減が図れます。
たしか風力の生産は後者の典型だったはずですのでメーカーの組織内で"風力の専門家"っていうのはほんの少ししか居ないのかもしれません。
確か風力発電設備は15年程度の耐久年数だったと記憶してますので、
メーカーとしては風力発電設備の需要に応じ"対応する部隊"が増減しやすいと言えると思います。
結局、雇われて就職する場合、仕事の"専門"にあまりこだわっても"空回り"しそうな気がします。
そりゃ雇用主にとっては"即戦力"が必須でしょうけど、雇った企業がどんな処か?
そこで自身の知識と技量をどう開花させ、より大きくなるか、出たとこ勝負も大きいと思います。
可能か不可能か解りませんが、技術屋なら世の中に置いて行かれないよう日々勉強、営業畑なら顧客の信頼を得る誠実さを磨くなんて事しかないのでは?
努力を重ねてこそ、アイデアも浮かびますし、同僚上司部下からもその意見を尊重されることと思います。
抽象的なことばかり書きましたが
大活躍できる職場に就職される事を祈っております。
大変丁寧な回答ありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。