リタイヤ親父の暇つぶし

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デジカメのGPSデータをパソコンで表示させる

2016年10月08日 | パソコンとインターネット
山林の境界をGPSデータを使って地図上に表示させることを調べていると「森林総合研究所東北支所」の方が書かれた「児孫のために境を残す-安価な携帯型GPSによる林家地図情報管理-」という記事を見つけ著者に直接電話しました。その後メールで参考になる本や機器をいろいろ紹介していただきました。

参考の本です。

GPS測定器です。これを山に持ち込みデータを取り込みます。杭の場所は写真とGPSを連結させるために写真の撮影時間とGPSの時間から写真の位置を特定する方法があると教えて貰いました。GPSの機器は地図データを含め5万円もします。
●デジカメのGPS機能の利用
最近のデジカメは撮影時の位置情報を画像に貼り付いています。これを利用して写真の位置情報から境界地図を作れるはずと考えました。高精度なGPS機能を持ったデジカメとしてOLYMPUSのTG-4という機種を見つけました。カタログの説明は下記。
TG-4が採用しているGPS機能はGLONASS・QZSSに対応。位置精度がさらに向上しました。また、GPSアシストデータにも対応しているので、予めパソコンやスマートフォンからGPSアシストデータ情報を更新しておけば、測位スピードを大幅に短縮することが可能です。

アウトドア用のカメラです。山に持っていくのにも適しています。思い切ってカメラを購入しました。4万円しました。
●地図ソフト
カシミール3Dというソフトで2次元の地図なら無料で利用できます。

簡単にデジカメのデータが取り込めます。
●地図に取り込んだ結果

これは今朝の1時間の散歩の時ポイントごとに写真を撮ったものから地図上に表示したものです。地図上でポイントをクリックすれば写真が表示されます。
●評価
たまに10~20Mほど外れるポイントがあるがこのレベルなら十分使えます。杭を打ったところを写真に残せば多少位置がずれていてもGPSデータから簡単に杭を見つけ出すことが出来そうです。デジカメだけで山林地図ができそうです。次は実際に山で実証します。
●10月9日
デジカメから位置情報を取り込む別のソフトを見つけました。「画像位置情報取得ツール」というものです。

写真と一緒に位置が地図上に表示されます。

写真の位置情報をCSVファイルで出力できます。画像を詳細または一覧にして右クリックでフアイル一覧、CSV出力で緯度と経度データが出力されます。