リタイヤ親父の暇つぶし

ぼけ防止に日常のこと、趣味の燻製、スキーを書いています

ベーコン作り

2015年04月19日 | 燻製
最初に燻製を始めたのはベーコンです。失敗無くできしかも味も香りも素晴らしく市販のベーコンなんか買えなくなりました。ベーコン作りで苦労するのは塩加減です。3%の塩で塩漬けするが、塩抜きが難しい。私は大きいポットに水と肉をいれ冷蔵庫の中においておきます。半日ごとに水を交換し、肉がふやけた頃に肉を2分割し中央部をスライスして焼いてみます。食べてみて少し塩が薄いかなというのが燻製すると丁度よくなります。20年燻製しているが塩加減だけは今でも難しい。3年前から塩抜きしないベーコンを作り始めました。塩分5%で漬けたベーコンです。塩豚を燻製したようなものです。そのまま食べると辛すぎます。スープや野菜の炒め物に使うと良い塩味が得られます。今回、初めて塩抜きをしないで普通の塩加減のベーコンを試作します。塩分2%で塩漬けします。
作り方(豚バラ肉1kgに対し)
ヒマラヤ岩塩 20g  三温糖 15g 香料(ナツメグ、シナモン、セージ、オールスパイス、ブラックペッパー)をすり込む
真空パックして1ヶ月冷蔵庫で熟成
表面を洗い流し、冷蔵庫で乾燥
燻製は温度設定を50℃にし2時間乾燥、ヒッコリーを燃やし、60℃で4時間いぶす。
燻製直後、真空パックし、68℃の湯のなかに2.5時間浸けておく。これにより内部まで殺菌される。

今回は合計8kg燻製します。


薫製後に真空パックします。


寸胴なべに水をを電熱器で加熱します。


温度調整は自動です。温度センサーはK型の熱電対です。


ボイルして出来上がりです。