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「藤田嗣治展」よかったです

2006-06-27 | 京都

京都国立近代美術館で開催中の「藤田嗣治展」に行ってきました。
東京に続いて二度目です。

今日の大発見
展覧会って、展示物の配置でずいぶん印象が変わるんですね。

京都では、自画像の次に「ライオンのいる構図」が2番目に展示されてました。
東京では、たしか3部屋めくらいだったようです。
でっかい「ライオンのいる構図」は、迫力大ありです。
お~!藤田嗣治ってすご~いって、アピールしたのじゃないかな。

京都展のキュレーターの方は、ライオンを強力にオススメのよう。
わたしの好みと同じ。
ちょっと最初から、うれし~気分でした。

あと「三人の女」も、けっこう目立つ位置にありました。
これも、わたしのお気に入りです。
趣味イッショですグッドですよ~

裸婦が三人、赤毛、黒髪、金髪の三人。
肉付きがブリブリって感じで、肉感的というより、マンガチックで、滑稽。
三人のポーズも表情も人を食った感じで、面白い。
一度見たら忘れられないほど、インパクトがあります。
いわゆる、嗣治っぽい、美し系女性じゃないけど、いいです。
きれいごとじゃない、生命力にあふれている感じです。

おまけに、この絵の所有者がフランスの「エゾンヌ県議会」なんです。
県議会のどこに飾ってあるんだろう?
この絵を見る人の反応は?
とか、余計な想像をかきたてます。
はい、大きなお世話だよね~はは・・

最大の売りの「カフェにて」が2点、並んでいました。
あれれ、東京では1点なのに・・・
そっくり同じ構図で、女性の髪の色、肌の白さ、目の角度が少し違うだけ。

でも、金髪の人の方が、目の角度の違いで内面的な女性の思いが、より深く感じられました。
それで美人度も大幅アップしてます。
比べて見ると、スゴク面白いです。
さすが、世界のFoujitaです

藤田嗣治展、強くオススメですぞ





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