ふわふわ気分で

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「身毒丸 復活」熱かった~

2008-03-29 | 藤原竜也

すっかり馴染みの与野本町。
だけどやっぱ遠いわ~
ふぅ~
「身毒丸 復活」進化してました。
迫力凄かったです。
ネタバレあります。よろしくね。

「身毒丸 復活」
作 :寺山修二・岸田理生
演出:蜷川幸雄
作曲:宮川彬良
美術:小竹信節
美術補:中越司
衣装:小峰リリー
出演:藤原竜也、白石加代子、品川徹、蘭妖子、石井愃一ほか
彩の国さいたま芸術劇場・大ホール 3月28日ソワレ観劇

あらすじ
母を売る店で買われた撫子(白石)。死んだ母を慕う少年・身毒丸(藤原)。
身毒丸は撫子を母とは、認めなかったが、男女として惹かれあうように・・・


パンフもハンカチも卒塔婆のストラップも買ったし・・・
とロビーをうろうろしてたら、Mちゃんとばったり会う。
十年ぶりくらい、こんなところで、とびっくり。
そういえばMちゃんて、面食い(死語?)だったなぁ・・・
と激しくナットク。

「身毒丸 復活」進化してました。
昨日は身毒と撫子の二人の濃厚な関係が、
前半から、はっきりと表現されてました。

二人が初めて出会う、母を売る店のシーン、
しっかり見つめ合って、身毒が近ずいた時に手が触れそうでした。
食事シーンでも、じーっと視線が絡んでましたね。
食事場面て前からあんなだったかな。

身毒丸は音楽がイイですよね。
おどろおどろしい所も、歌詞にぴったりの曲がついてます。
途中に演歌みたいなのも入るのも、劇の時代背景にマッチしてますね

撫子が買われてから、家族4人で、舞台奥に歩いていくシーン、
けっこう好きです。
ここの音楽も好き。
奥まで行って、こちらに向きを変えて進んでくる間に、
左右から出てくる家の部品がくっついて、
家が出来上がるのも、なんだか、わくわくします。

白石さん、ますます演技が細やかになってました。
色気もアップ。
すごいきれい。黒髪が魅力的。
お父さんもあの色気で選んだのなら、最後まで面倒みろよ、だわね。
按摩の方がイイなんて・・・

眠ってしまった夫をおいて、
子供を宿したい女の気持ちを、独白するシーン、
撫子の素直な気持ちにジーンときます。
でも・・・
この場面、上手では身毒が行水してるのです。
身毒も見たいし、撫子もイイしで・・・
順番にやってくれると、うれしいんですけどね。

はい、たっちゃんがタライを持ってくると、ちょっとドキドキ。
でも、いつも躊躇することなく、パパッと服を脱いで・・・
慣れてるとはいえ、スゴイ。

後姿だけど、キレイです。
細くってひょろっとして、まだ少年という感じ。

昨日は、竜也くんも、気合い入ってましたね。
動きもこの前よりなめらかになった感じ。
腰の具合がいいのかな・・・
だったら安心だけどね。

ラストは、やっぱり泣けてしまいました。
白石さんも竜也くんも、熱くて激しくて・・・

白石さん、きっとうれしいでしょうね。
10年前に稽古場でご飯作って食べさせてた少年が、
立派な身毒丸になって、帰ってきたんだもん。

ラストは幸せになってほしい・・・けど、
岸田さんの戯曲には、
「行方知らずの道行である」とあるから、
ふたりは、天国に行くのかな・・・
ふぅ~

写真はさいたま芸術劇場の地階の通路に飾ってあったポスター。
ちょっとトホホな身毒丸です。
ふふ・・・

それから、今日のNHK BS1の『スポーツ大陸』のナビゲーターに竜也くん、出演です。
時間は23時10分から、
NHK 総合では4月4日金曜日22時からです。
レギュラー出演だそうだから、これから毎週、ちょっとうれしい。

あ、もうすぐだ・・・
楽しみ~









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